Odds Park 競馬

今の姫路馬場は雨を含むと逃げ先行有利、良馬場なら展開次第で差しも決まる傾向。水曜日も予想通りなら良馬場となりそうで、本命には末脚の威力高い(12)アワジノサクラを抜擢。上位組は力差こそ拮抗しているが、末脚に長けるタイプはアワジノサクラのみ。逃げ先行型が揃ったメンバー構成とあれば最も展開利を得られるのはこの馬だ。(９)タガノタイトはいつも以上に同型揃った点がどうかも、メンバー構成自体は前２走より落ち着いただけに自ずと順番。(７)ファイナルコールは手応えほどは伸びないタイプで勝ち味に遅いが、一連のレースレベルは高いだけにここも崩れは想定しづらい。前走を除けば姫路戦のパフォーマンス優秀な(11)エイシンダンシャクも虎視眈々。押さえはダート経験乏しくも小回り向きの先行力備える(２)サンライズクロンヌ、休み明け割り引きも地力は断然(10)ヴィノシティマジス。

◎(12)アワジノサクラ…ここ最近は詰め切れないレースが続いているが、出脚良化に伴い自然と先行していることが却って裏目に出ている印象が強い。昨年末の連勝時がそうだったように本馬が最も得意としている形は差し競馬。距離短縮に加え強力先行型も揃ったここなら自然と中団あたりのポジションから運べるはずで、展開利も加味すれば久々に強靭な末脚が発揮される可能性大。

○(９)タガノタイト…決め切れないレース続きだが、近２戦の勝ち馬はともにＡクラスで好走歴があった馬で、単純に相手が悪かった。一連の実績を踏まえても今回のメンバー構成ならもう順番が回ってきたと言える。ひとつ気になる点を挙げるとすれば、ハナか２番手が基本の好走パターンだけに前走以上に先行タイプが揃ったことがどうかだけ。

▲(７)ファイナルコール…キャリア通じて全４勝に対し、２着数は13回。手応えのわりに弾け切れない面を見ても相手なりな色が強いタイプといえる。ただ負けたレースの勝ち馬は総じてレベルが高いラインナップ。ゆえに自身も能力自体は高いだけに、ここもまず圏内は堅いと見ていい。

△(11)エイシンダンシャク…発馬で立ち遅れた上に道中も終始大外回りとなった前走は参考外。姫路戦は昨年５馬身差圧勝、２走前もハイペース逃げで２着と中身の濃い内容で駆けており、スムーズに運べるようなら反撃があっていい。

△(２)サンライズクロンヌ…３走前１勝クラス４着の内容を見ても年齢的な衰えは皆無。安定した先行力は地方小回りに於いて大きな武器、ダートをこなせるようなら脅威となり得る。

△(10)ヴィノシティマジス…自身半年以上の休み明けは初めてな上、園田所属馬は本馬場が使えないため調整不足も否めない。ただ実績だけを見れば断然の存在、地力のみで走られても驚けない。