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2021年2月24日   第46回 スプリングカップ(SP1)3歳 オープンサラ系3歳 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   ふっこ抜く! ブンブンマル
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya13.jpg 今回の遠征馬は3頭。重賞タイトルこそないのだが、クセ者っぽさはあり、特に兵庫のシェナキングクルゼイロは距離がよさそう。しかし、それらにも増して地元のブンブンマルブルースウェードは狙ってみたくなる素材。前者の決め手は秀逸で、そんな馬が前走は番手の競馬。あんな競馬ができれば鬼に金棒だ。後者はスピード豊富。距離に不安はあるが、行ってしまえば残せるかも。フーククリスタルは開催取り止めや転厩などでひと息入ったぶん3番手。スズノスケも虎視眈々。

 ブンブンマルは近4走は当地の一番上の条件で①②①①着。後塵を拝したダイセンハッピーが不在で、一連の走りから距離も気にならない。それならば。「前走後は短期放牧へ。ここ目標に調整してきました。この時季だけにいくらか余裕残しの仕上げですが、追い切りの動きは及第点。最近ゲートは安定していますが、スタート位置が変わりますし、外の偶数番が理想ですね」。

 ブルースウェードは道営の認定アタックチャレンジ勝ちにオープン、重賞でも掲示板。前走からして能力上位。距離さえこなせば。「初戦は実績通りのスピードでいい勝ちっぷりでしたね。ただ、短距離路線を歩んできた馬ですし、1800mに延びてどうかの課題は残ります。同型との兼ね合いも気になるところではあります」。

 フーククリスタルは牡牝混合、北陸交流となった前走で重賞ウイナーとなるも、現状は気性的に逃げが条件。行けるようならだが、ブルースウェードとの兼ね合いが鍵に。「笠松でも乗り込んでいたみたいだが、正直もう少し調整期間が欲しかったが本音だね。カイバは食べているし、落ち着きもあるが、追い切りでは物見して3~4角でふくれていた。1800mについては何とも言えないが、強力な同型がいるのは気掛かりだね」。

 スズノスケはここ2走は2着を確保したことを評価。折り合いが気になるだけに距離がいいと言えぬが、出来はすこぶるよさそうだ。「攻め感触も上々ですし、引き続き気配は良好。1800mに延びて道中のペースが緩むとどうでしょうか。テン乗りになりますし、折り合いが鍵になりそうです」。

 シェナキングは園田の認定競走を2勝、いずれも1700mを豪快にマクッている。先行有利の名古屋でも1800mあれば!? 「直前の追い切りでは見た目以上に時計が出たし、跳びが大きくなった。動きから調子は良さそうで距離が延びる点もプラス材料。初馬場にも対応できると思うし、あとは展開が向いてくれれば」。

 クルゼイロは3走前は重賞で、それを除けば基本的には堅実だ。道営(0221)はすべて1600m以上。距離は望むところか。「どうしても道中引っ掛かってしまうので、今回はクロス鼻革を着けてみる。力はここでも見劣らないし、距離も長いほうが合う。折り合って行ければチャンス十分」。 

おすすめ買い目

馬単 5→1 5→9 5→10 5→12 5→11 1→5

 

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