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前走の３日B１戦で接戦を演じた２頭がここでも中心的存在。ともに姫路馬場は昨年勝利を収めており、場所替わりは問題無し。なかでも本命は前走２着のモズファヴォリート。前走は完全に勝ち馬がペースを掴んでスローペースに落とされたが、それでも直線は際どく迫る内容だった。直線外の伸びが今の姫路なら突き抜けまで行けそうだ。対抗セイプレジールも当然連勝の可能性は十分。前走のように早い段階でレースの主導権が握れるかどうか、ポイントはそこだけ。前走A1馬相手に好走見せたガロが後に続く評価だが、復調気配漂うハタノキセキもソロソロ一発警戒。

モズファヴォリート…近走は高い安定感を誇っており、連を外した３走前も最後の直線で挟まれる大きな不利がありながらもゴール前盛り返して時計差無しの結果だった。時折コーナーリングでモタつくことはあるが、昨年の姫路戦ではそういった面は感じられなかった。相性良いコースで逆転期待だ。

セイプレジール…昨年１２月の戦線復帰から無傷の３連勝中。休養直前の金沢遠征では６着に敗れていたが、先行馬揃いの短距離重賞でも先手を奪っていく見どころある内容だった。そこから考えても速力は間違いなく現級トップクラス、得意の先行競馬で再び押し切り狙う。

ガロ…前走は軽斤量に恵まれていたとはいえ、A1古馬相手に勝負どころ一旦先頭に立つ見どころ十分の好内容だった。近走は良馬場でも好走続けているが、元々は脚抜きの良い馬場を好むタイプ。当日雨が残れば更なる前進も。

ハタノキセキ…昨年10月の戦線復帰以降は見どころのない競馬が続いていたが、姫路に替わった前走は直線脚を使う場面があった。休養前は短距離重賞でも好走していたほど実力馬、変わり身に注意したい。