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2020年12月 9日   第63回 園田金盃重賞1 3歳以上選抜馬サラ系3歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   激戦必至の園田版有馬記念
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

sonoda04.jpg 水曜日のメインは第63回園田金盃。今年はファン投票6頭、記者選抜2頭、獲得賞金上位馬4頭の計12頭で白熱した一戦が行われる。本命はエイシンニシパ。2走前の姫山菊花賞で5年連続11度目の重賞制覇。ロードバクシンが持つ兵庫在籍時の重賞勝利の記録にあとひとつまで迫っている。今年に入って馬券圏内を外したのは六甲盃のみという安定感も魅力。内枠を利してスムーズに立ち回れば勝ち負けだろう。相手候補は前走の東海菊花賞で鋭い末脚を発揮して勝利したタガノジーニアスとファン投票1位で今年の摂津盃を勝ったジンギの2頭。他にも転入初戦を快勝し上積みが見込めるドライヴナイトや前走もスタート後落馬競走中止から巻き返すアップクォークが虎視眈々と狙っている。

エイシンニシパの前走、東海菊花賞では3コーナー過ぎから4コーナー手前まで前が壁になり追い出しを待たされる場面があった。今回も理想的に内枠に入ったのでスンナリ好位のインで脚を溜めることができそう。今年に入って六甲盃での4着以外は全て馬券圏内に入っているほど安定感がある。また2016年から5年連続で重賞を勝っており、そこで積み重ねた重賞勝利数が11勝。ロードバクシンが持っているサラブレッド導入以後の兵庫在籍時での重賞勝利数12勝にあとひとつに迫っている。立ち回り次第では記録に並ぶ可能性は大きいだろう。

タガノジーニアスは前走の東海菊花賞を制し名港盃以来重賞2勝目。勝負所は内から進出をし、4コーナーで外に持ち出すとそこから鋭い末脚を発揮して快勝。まだ地元の園田では勝利がない点が気になるが、前走時が抜群の動きで最高の仕上がりと思っていたが、今回の追い切りも同じように鋭い動きで好状態を維持している感じ。前走のときのようにうまく脚を溜めれれば重賞連勝も十分可能だろう。

ジンギは今年の摂津盃の勝ち馬。そしてファン投票1位の馬。2走前の姫山菊花賞では勝ち馬に目標にされてしまった。それでも最後まで渋太く踏ん張っていた内容は良かった。前走はカラ馬が絡んで道中のペースが乱れたレースだったが、この馬自身は落ち着いた感じで進めれていたし、勝負所からの反応も上々だった。直線でも最後までシッカリ伸びて完勝。その後はこのレースを目標にシッカリ乗り込まれた模様で追い切り時計も良い。活きの良い4歳馬が古豪に対し引導を渡す時が来た。

ドライヴナイトは今回が兵庫転入2戦目。転入初戦だった前走は最後2着馬に迫られたが、道中は淀みない流れのなか2番手追走で多少掛かり気味だった事を考えると着差以上に強い内容だった。一度叩いたことで雰囲気も前走時より良くなり上積みが見込める。本来は1400m戦の方が良さそうなので距離延長がカギになってくるが、JRAでは6勝し、オープン勝ちもある実績馬なので能力でカバーできそう。うまく折り合って進めれば一気の重賞制覇まで見えてくる。

アップクォークは8月に盛岡のせきれい賞で重賞初制覇。前走はスタート直後に躓いて落馬してしまい競走を中止した。中間の調整などからその影響は無さそう。最終追い切りではあわせ馬でクビ差遅れてしまったが、後ろから追いかけるかたちだったので問題はない。JRA時も含め勝利は全て芝でのものなのでダート適正がどうかだが、11月中旬から徐々に時計が出やすい馬場になっている点はこの馬に有利に働きそう。

おすすめ買い目

馬単 2→7 7→2 2→1 1→2 2→8 8→2 2→9

 

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