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2020年12月 3日 第16回 笠松グランプリ(SP1)3歳以上 ・オープンサラ系3歳以上 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第9レース 名古屋馬が助太刀いたす!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
1着1000万円、笠松ではオグリキャップ記念に次ぐ高額賞金を誇る笠松グランプリは毎年、熱戦が繰り広げられる。他地区からの遠征馬が優勢だが、可能性がある限り、地元馬を。といっても名古屋に助けてもらってアドマイヤムテキ、メイソンジュニアに期待。前者は昨年の2着馬で徐々に走れるようになってきたし、後者はここ目標に青写真通りにきている。他地区勢ではナリタミニスター、ジャスパーシャイン、メイショウアイアンといった差せる馬をピックアップ。大穴はタイセイエクレール。攻め馬のよさだけでなく、実績も実はある。
アドマイヤムテキは今年は力を発揮できない時期もあったが、ここにきて復調気配。となれば昨年の2着馬。見直しは必要だろう。「今年もいいメンバーがそろいましたね。ただ、こちらもここを目標にしっかり乗り込んでいい仕上がりです。集中して臨むことができればでしょう」。
メイソンジュニアは元中央オープンでもほぼ芝の短距離。ダートが?という前走だったが小楽な勝ち方だった。今回は何かと上積みしかなく、楽しみ大。「使った上積みは見込めますし、順調に仕上がりました。出たなりの位置で進める予定で、モマれなければ力は出せるでしょう」。
ナリタミニスターは地方では都合(17224)だが、ほとんどが1400m。遠征も2戦2勝。この距離のスペシャリストが再び東海地区に照準を定めてきた。「この中間も調整は順調。遠征競馬は問題ないし、ある程度乾いた馬場でのレースなら引き続き好勝負できると思うよ」。
ジャスパーシャインは地方に転じて5戦5勝で重賞制覇。しかもC級勝ちからの格上挑戦で圧巻のキレを披露。短距離界に新星誕生か!? 「前走は鞍上の思い切ったレース運びが功を奏した印象ですが、能力の裏づけがあればこその勝利でしょう。体調は申し分ないですし距離もOK。小回りに対応できれば勝ち負けになると思います」。
メイショウアイアンは馬券を外しているのはG競走。地方馬となら堅実だ。中央時は1400m4勝。小回りの1周競馬でどうだ? 「前走は馬に気持ちが乗らず、不本意な走りになりました。決して小回り向きとは言えませんが、地方馬同士なら能力で補ってくれるでしょう。1400mは守備範囲なので問題ありません」。
タイセイエクレールは本を正せばこの馬も元中央オープン。道営時にはメイショウアイアンと差のない競馬もある。意欲的な調整を施してきたし、侮れない。「今回は中身の濃い調教ができたし、転厩後では間違いなく一番の出来。この条件でどのくらいやってくれるか、真価を問いたいね」。
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