Odds Park 競馬

今回の本命リョーノテソーロは９月以来の実戦だが、転入後の能検、追い切りとも素晴らしい動きを披露しており、順調そのもの。近２走連続障害競走中止の後遺症は無いように感じる。以前はJRAダートOP戦でも見どころある競馬をしていた実力馬、初戦から期待したい。転入２走目のボーサンシーも得意の距離で見直し必要。前走はオーバーペースの逃げになっての失速、結果は度外視。クールティアラはやや一本調子の感はあるが、電撃戦で培ってきた先行力は大きな武器。小回り替わりで息が入れられれば押し切りも。タガノラガッツォとキーサンダーは近走短差し色が強く出てきているが、今回は少頭数ながら先行馬が多い。流れが向く可能性も。

リョーノテソーロ…近走は障害競走を使われていたが、その以前は芝とダートで３勝、１月の中山・ジャニュアリーＳ(ＯＰ)でも結果９着ながらメンバー中２位の上がりで０秒６差と大きくも負けていなかった。調教気配からも仕上がりは整った印象、初戦から注目だ。

ボーサンシー…前走は相手関係や馬場を考慮してテンからかなり飛ばしていく形での逃げ。その分、最後は苦しくなったが、結果３着と大きくも崩れていなかった。今回は中央在籍時主戦場としていた短距離戦。ペースさえ作れれば押し切り可能。

タガノラガッツォ…兵庫ゴールドカップは展開に大きく恵まれたが、ここ最近のＡ１戦での苦戦ぶりから考えれば大幅前進の内容。基本的には流れる展開を好むタイプであり、今回も前半の流れがカギに。

クールティアラ…短距離志向が非常に強く、距離が短くなればなるほど粘りが増すタイプに感じる。４つのコーナーでうまく息が入れられるようなら初戦からアッサリ押し切っても。

キーサンダー…前走は頭数に恵まれていたところもあったが、上位２頭と上り時計自体は遜色なく、６月以来だったことを加味すれば上々の内容。今回も発馬さえ五分なら。