Odds Park 競馬

兵庫再転入後も着差以上の強さで連勝伸ばすジュディシャスを信頼。現状の持ち時計だけでも昇級は不問な上、勝ち振りからまだまだ奥もある。エイシンナセルも走破時計、上がり時計ともにＢ１級で即通用レベル。差し脚生きやすい今の馬場も歓迎。トニーポケットは器用さにこそ乏しいが、中間の追い切りでは自己ベストに匹敵する猛時計マーク。直結すれば一気の浮上可。ゲイルバローズも手探りだった移籍初戦時と比べ中間気配一変。ひと脚生きる流れになれば。中央移籍組のタガノコルソ、バルボアは半信半疑で押さえまで。

ジュディシャス…２走前は進路が窮屈になりながらも直線の競馬だけで楽々差し切り、そして前走は逃げて且つ上がりも最速でまとめるなど、近２走は結果も内容も伴った圧巻の走り。昇級とはいえ強力な相手が見当たらない上、まだ目一杯走り切っていないその内容からも更なる伸び代まで見込める馬。ここも悠々突破が濃厚。

エイシンナセル…園田全17戦中で上がり最速をマークできなかったのは僅か４戦だけ。反応自体は鋭くないため差し届かずの競馬も多いが、前走のように流れが嵌った際の末脚は豪快のひと言に尽きる。昇級のここでも上がり時計の平均値は圧倒的に上で、引き続き上位圏内は堅い。

トニーポケット…常に最後方追走と年齢的なズブさは抱えるが、使える上がりラップは今回のメンバー中だとＥナセルに次ぐ。時計のかかる馬場状態ながら終い25秒台前半でまとめた今回の追い切りは、今年５月に単勝万馬券を演出した時の動きと酷似。展開さえ向けば一発あり。

ゲイルバローズ…ディープ産駒は園田馬場だと脚が一瞬しか使えない馬が多く、本馬も移籍初戦を見る限りではその手のタイプに当て嵌まる感。ただその前走時は調整自体も手探りで、当時と比べると今回は追い切り時計を大幅に短縮。少なくとも状態面から図れば内容が詰まって不思議ない。

タガノコルソ…直前のゲート試験は一杯に追われたが、その翌日のレース時計と比べると本馬の能検時計は平凡。馬体重も減っていただけに半信半疑な面は残るが、陣営談ではその後ブリンカーを着けてから動きが変わってきたとのこと。レースでも能検以上の走りができるようなら脅威に。

バルボア…中央未勝利勝ち以降が案外なだけに単純に力足りずの可能性はあるが、本馬の特徴としては揉まれ弱くスムーズでないと力を出せない面も挙げられる。先陣争いが緩くなる地方馬同士のレースでポンとハナを叩けるようなら一気の変わり身まで。