Odds Park 競馬

混戦模様のメイン競争だが、今回はクールスモーキーに期待してみる。近走はやや崩れる結果だが、３走前は淀みない展開で済し崩しに脚を使わされる形、２走前は不向きな大外枠と原因はハッキリしている。出走取り消し明けという点は少し気懸かりも、現級で上位争いできるだけの力は十分ある。転入初戦のフォレストタウンも侮れない。近走のＪＲＡでは勝利こそないが、切れない脚質は小回りダートで化けそうな予感。攻め気配も良好で、変わり身要注意だ。好枠引き当てたトーセンシルバー、前走で条件にメドを立てたエイカイキャロルも流れひとつで逆転の目。キールとベルクカッツェは不器用な面を残すが、時計的にはまだ大差なく圏内。

クールスモーキー…夏場よりは冬場を好むタイプであり、季節別成績で見ても自身５勝はすべて夏場以外に挙げたモノ。今回は先行馬も少なく、枠順的にも理想の好位インでの競馬にも持ち込めそう。取り消し明けでよほどの馬体増さえなければ好勝負期待できそうだ。

フォレストタウン…一昨年にJRAダート５００万下で勝利。その後の再降級からなかなか決め切れていないが、掲示板着は何度もあり大きくは負けていない。力感のある体付き、しぶとい伸び脚は園田馬場と合っているように感じる。

トーセンシルバー…仕掛けてからの反応がジリっぽいだけに、なかなか直線詰め切れないが、どの位置取りからでも堅実な寄せは見せている。３走前には同条件２着があり、その時と同じ内枠が当たった今回なら。

エイカイキャロル…展開がハマった割りにジリジリしか伸びなかった前走は少し気になるが、勝負どころで前が塞がり外へ切り替えるロスもあった。スムーズならまだ詰められる部分はありそうだ。

キール…夏場はなかなか体調が整わなかったようだが、陣営のお話では漸く歩様面の硬さが解消されてきたとのこと。元来詰めの甘いタイプだが、相手なりには堅実。ここも注意必要。

ベルクカッツェ…エンジンの掛かりが遅いタイプ故に展開にも注文は付くが、前走に関しては道悪の前残り馬場にも泣かされた。良馬場なら前進あっても。