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2020年10月27日   第59回 ゴールドウィング賞(SP1)2歳 オープンサラ系2歳 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   認定勝ち馬の一騎打ちムード!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya03.jpg 前哨戦的存在である認定競走・セレクトゴールド2戦目と3戦目の勝ち馬、ダイセンハッピーブンブンマルが出走してきた。前者の逃げに対し、後者は好位からと攻め手の違いはあるが、馬券の組み合わせ的には並び立っても不思議ではない。どちらかと言われれば後者、特に前走のレースぶりがいいと思ったが、この2頭の首位争いとみていいだろう。ただし、以下は難解。転入初戦ミッドナイトクロス、2走目リッチアロマの逆転、割り込みをケアしつつ、ヒモとしてならライムストーンロジータミニスターのようなタイプかも。

 ブンブンマルは出遅れたが、すぐ挽回して先団直後でひと息つき3~4角で外を回して抜け出す味な競馬。距離延びてさらに。「まだ仕上がり途上と考えていた前走が思った以上の走り。やはりいいセンスを持っていますね。中1週ですが疲れは残っていませんし、上積みは十分ですよ」。

 ダイセンハッピーは決して楽な逃げではなかったと思うが、終わってみれば大差。2走前は相手が悪かっただけだ。1ハロン延びても。「スピードの違いでハナに立っているが、しまいもしっかりしているからどんな競馬もできる。追い切りの動きが良かったし、目標通り順調に仕上がったよ」。

 ミッドナイトクロスはデビュー戦で内をすくって根性を見せた割に前走が案外も、まあ勝馬戦。当地ならといったところはある。「夏負けで放牧に出ていたようですし、入厩後の動きを見ているとまだ幼さを感じますね。認定新馬勝ちで素質十分とは思いますが、久々で移籍初戦の今回は何とも言えないところがあります」。

 リッチアロマはそういう相手、距離ではあったが、難なく逃げ切り。岩手時はそこそこ人気していたし、侮れない面はある。「この馬なりの出来ですが、距離経験があるとはいえ、800mの勝ち時計からするとあまり強気にはなれません」。

 ライムストーンは勝ったのは逃げ切りだが、その後強敵にモマれたことはいい経験になっているはず。もう少し差を詰められても。「まだ幼さがあるが、前走のしまいの伸びは良かった。距離は合うと考えてここに申し込んだんだ。間隔はゆったり取ったし、仕上がりに関しては順調だよ」。

 ロジータミニスターは勝ち負けには遠いものの、認定戦ではいずれもひと脚使っている。ヒモに一考したいタイプ。「最後方からの競馬になったのはいただけない。前へ行って粘り込むタイプだし、それなら距離はこなすと思う。今回はそういう意味合いも込めて瞳騎手に依頼した」。

おすすめ買い目

馬単 3→1 1→3 3→8 1→8 3→11 1→11 3→10 1→10 3→6 1→6

 

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