Odds Park 競馬

 転入初戦の３歳－２組を快勝したウインクルジニー。格付け初戦となる今回はＢ級に編成されたが、前走時計で大きくリードの組み合わせ。素直に連勝の期待をかけていいだろう。強い馬の２着争いならトミケンカリム、ハイカラコマチのようなタイプが仕事をしてくれそうな気はするのだが、位置取りが位置取りだけに、休み明けでも追い切りの動きが良かったマサノビジョンにも気を配りたい。
　
　ウインクルジニーは中央未勝利を勝ち上がることはできなかったが、２、３着多数なら前走の結果にもうなずける。距離も望むところだろう。「初戦の勝ちっぷりを見ても能力は相当。中距離を中心に使われていた馬だから距離は合うと思う。もうひと押し期待したいね」。

　マサノビジョンは直前の追い切りが上々。夏休みを取ったことが奏功したかも。Ｂ級平場なら通用の力量はある。初戦が妙味？　「夏場はよくないので思い切って休ませたが、ここを復帰戦と決めてしっかり乗り込んできた。そこそこやれていい条件では」。

　トミケンカリムは名古屋から転厩して（１０２１）。笠松の方が差しやすいのだろう。１６００ｍ８着は特別戦。悪くないはずだ。「極端なレース運びしかできないが、しまいは確実だからね。新馬勝ちしたのが１８００ｍだし、距離延長は歓迎のクチだよ」。

　ハイカラコマチは最近、後方からになりがちなので成績は安定しないが、ハマったときのレースは痛快だ。馬群のさばきひとつ。「ロングスパートが利くので距離は合うし、前走もあの馬場でいいところまで追い上げてきた。あと少し展開利があれば」。