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2020年7月28日   第14回 ブリーダーズゴールドジュニアカップ (門別競馬)  

門別競馬   第12レース   良血ノットリグレットに期待
ケイバブック 對馬 大樹

【結論】
 キャリアの浅い2歳馬の重賞だけに波乱の目も考えておきたいが、ここはノットリグレットに期待。出遅れて最後方を追走した栄冠賞は、正味、直線だけの競馬で0秒3差まで追い込んだ。並の2歳馬の脚ではなかったし、重賞6勝馬を母に持つ良血馬の底力を感じた一戦だった。デキは前走以上、3戦目で重賞初制覇へ。栄冠賞2着のスティールグレートも脚質に幅が出てきたし、スムーズに折り合えば、1700メートルもこなせるはず。逆転も十分。連勝中のエイシンビッグボス、距離延長の前走も柔軟に対応して連対を確保したサブルドール。稽古動いたハートプレイストランセンデンスも侮れない。

【詳細解説】
 ノットリグレットは、栄冠賞で痛恨の出遅れ。最後方からの競馬で4角も大外を回るロス。それでも直線は強烈な追い込みで、0秒3差の4着。敗れはしたが、良血馬の底力を見せた一戦だった。母は2歳時に門別1700メートルで重賞勝ち。距離延長のここは注目。

 スティールグレートは、アタックch勝ちの1勝馬だが、スーパーフレッシュch競走I、栄冠賞で2着と戦績面ではこのメンバーの中で上位。母の母キタサンヒボタンはJRAでデビューから4連勝で重賞勝ち。素質は十分だし、初距離でも好勝負必至。

 エイシンビッグボスは新馬戦でリーチ(栄冠賞3着)の2着だったが、1200メートルに距離を延ばして、アタックch競走、オープンと連勝中。タフな馬場で押し切った先行力はここでも評価できる。この血統背景なら距離延長は問題なし。3連勝も狙える。

 サブルドールは1100メートルで新馬勝ち。2戦目のターフチャレンジ競走Iは2着敗退も、1700メートルを経験できたのは今回に繋がるはず。半姉オウケンビリーヴはクラスターカップ(JpnIII)優勝馬。まだ2戦のキャリアだが、将来性豊かな血筋。一発警戒。

 ハートプレイスの栄冠賞はハイペースの流れを2番手で追走。さすがにゴール前はひと押し欠いたが、それでも勝ち馬から0秒6差。5着入着は評価していい。中間の動きは前走以上、距離延長を味方に上位争いへ。

 トランセンデンスの前走はスタート直後に他馬と接触する不利が痛かった。敗因はハッキリしているだけに度外視していい。一週前の本馬場追いでは併せたノットリグレットに先着。本来の力が発揮できれば重賞でも怖い存在。 

おすすめ買い目

馬単 11→5 5→11 11→6 6→11 11→4 4→11 11→10 11→9

 

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