Odds Park 競馬

　前走１着馬がそろって目移りするが、よくよく見ればメモリートニックの57キロは実績上位の証。行きたいクチはそろったが、勝るとも劣らない出脚の持ち主。行ってしまえばこの距離なら前開催から復帰したこの鞍上が持たせてみせる!?　相手は差しても来るミラクルシップ、モンファロン、トリマゴラッキ、カレドヴルフ、ビターレらをピックアップ。

　メモリートニックはダッシュ力ならこの中でも１、２。前走は相手が悪かったまでだし、この距離ならもっと際どくなっていい。「この馬なりの出来だが、カンカン泣きする面があって、57キロでは出脚が鈍るかもしれない。その点が多少心配かな」。

　ミラクルシップは昨年冬には３連勝で１組を制している。今回もと期待は高まるし、それだけの出来にもある様子。「１４００ｍで今回はオープン。距離不足は否めません。状態面は変わりないですが、前が競って流れが向いてほしいですね」。

　モンファロンは辛勝も絡まれながら振り切った内容は悪くなかった。中央時の園田交流勝ちは先団直後の追走から抜け出している。「まだ余裕のある体つきをしていますね。ここも行くだけ行かせますが、相手関係の問題もあるのでどうでしょうか」。

　トリマゴラッキは立て直して３走目での勝利は予定通りか。相手なりの走りもできるし、流れが向くようならオープンでも!?　「トモの感じが良くなって、中間の気配は良好。今回は葵騎手に依頼して51キロの軽量で臨む。癖はないし、テン乗りうんぬんは関係ないよ。オープンでどれだけやれるかだね」。

　カレドヴルフは２組ならご覧の通りだが、今回は１組。しかも活きのいいのがそろっている。自分の競馬ができるかどうかだが、最近は自身も力をつけている。モマれてもそこそこは。「自己条件をきっちり勝ち切ってくれましたが、今回はオープンの一戦。力関係がどうでしょうか」。

　ビターレは１組４勝は評価するが、今回は相手が強くなっているし、８カ月ぶり。いい意味で常識にかからない面を出せればだが。「昨年９月以来になりますし、速い追い切りも直前の１本のみ。中間の計量でかなりの馬体増も見られたので、初戦はどうでしょう」。