Odds Park 競馬

　水曜日のメインレースはＢ１クラスの一戦。近走好走している馬や、降級をキッカケに一変してきそうな馬などなかなか難しいメンバー構成。本命はワシヅカミ。現在５連勝中でまだ底を見せていない。前走も圧巻の内容だったし、斤量が増えてもここならまだまだ連勝は伸ばせそう。相手候補は安定感抜群のキールと今回が叩き３走目でまだ上積みが見込めるマイネルネッツの２頭。他には鋭い末脚が板についてきたダノンケンリュウや前走大接戦を演じていたステラライト、堅実に走ってくるマイアフェクションがその後に続く。

ワシヅカミは現在５連勝中。兵庫に転入後は８戦７勝２着１回とまだそこを見せていないし、園田コースでは７戦７勝と抜群の成績。昇級戦だった前走は他馬を全く寄せつけず８馬身差の圧勝。今回は斤量が57キロになるが、幾度と無くこの斤量を克服しているので心配無いだろう。この中間も変わりなくいたって順調で追い切りでは活気のある動きを見せている。番手からでも競馬はできるが、理想は逃げ。今回のメンバーでは強力馬同型馬がいないのでスンナリと先手を奪えそう。もっと上のクラスでも活躍ができる馬なのでここも単なる通過点になるだろう。

キールは現在10走連続掲示板に載るほど安定感は抜群でこのクラスに昇級後も大崩れなく走っている。前走は勝ち馬から大きく離されてしまったが内容は良かった。常に相手なりに走れる馬だし、前走勝ち馬が今回もいるが斤量差があるので多少は前走との差は埋まるだろう。スンナリ前に取りつくことができれば馬券圏内に入ることができそう。

マイネルネッツは久々だった２走前は大きく負けてしまったが、前走は２着と一度使って大きく変わり身を見せた。調教の気配からまだ上積みが見込めるし、過去にはＢ１クラスで勝利をあげたり、Ａ２クラスで２着に入るなど実績面ではメンバー上位の馬。外めの枠が気になる材料ではあるが、上手く内に潜り込めれば勝ち負けまで十分可能。

ダノンケンリュウは２走前には最低人気ながら直線では鋭い脚で追い込んで３着に入り波乱を演出。前走も同じ様な鋭い脚で外から差し切り勝ちと差す競馬が板についてきた。今回は大外枠に入ったので道中で上手く脚を溜めることができるかどうかがカギになってくるが、ここ２走同様の切れる脚で一気に差してくることも十分有り得るので常に警戒が必要。

ステラライトは前走、勝ち馬と同じ様に伸びてきたが差し届かなかった。それでも内容的には良かったし、この中間もシッカリと追われ良い動きを見せていた。今回は内めの枠に入ったので上手く脚を溜めることができそう。フルゲートの頭数なので上手く馬群を捌けるかどうかが最大のポイントになりそう。

マイアフェクションはどうしても最後が甘くなってしまう馬だが、前走も差し馬台頭の中最後まで渋太く粘っていた内容は良かった。中間は速い時計を出していないが、順調に乗り込まれており好状態をキープしている印象。スムーズに立ち回れば崩れることはないだろう。