おすすめ注目レース

2020年5月 6日   第21回 兵庫チャンピオンシップJpnII重賞 3歳登録馬サラ系3歳 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第7レース   一連の勝ち振りから大物感漂うバーナードループ筆頭
全国公営競馬専門紙協会

sonoda02.jpg【JRA所属馬の評価】
バーナードループはダート3戦2勝。唯一敗れたレースも勝ち馬が次走でリステッド競走を制したことから、単に相手が悪過ぎただけと言える。前走では終始大外を回りながらも直線の伸び比べを制す好内容。着差以上に奥を感じさせるもので、グレードを制す力量は十分備えていると判断していい。

ダノンファラオはオープン級の前走こそ着外に敗れたが、2走前の1勝クラス好時計勝ちから図れば能力は相当。前走はスタートから位置を取りにいくまで必要以上に脚を使わされたことも響いていただけに、労せず好位を確保できれば2走前の再現まであっても驚けない。

ヒルノマリブは今回が初ダートだが、父は地方ダートと抜群の相性を誇るゴールドアリュールで、自身が時計の掛かる馬場で好成績を収めている観点からも、ダート変わりは不安よりも魅力が勝る。若干行きたがる面があるだけに、カギは距離延長への対応か。

サンデーミラージュはダート戦に限れば2戦2勝。時計面こそ他のダート2勝馬より劣るが、未勝利勝ちは後手に回りながら大外回りで突き抜け、前走では直線盛り返す勝負根性を見せるなど、いずれも内容そのものは濃い。ディープ産駒ながらしぶとさが身上で、地方ダートもこなせそう。

マカオンブランの好走実績は左回りのみだが、ムラが多いのはコース云々よりも気性面の幼さが影響している可能性もある。2勝はいずれも揉まれずマイペースで運んだもので、隊列がバラけやすい当レースならスムーズな先行策から粘り込みまで一考。

【兵庫所属馬の評価】
ピスハンドは勝ち星こそ1つのみだが、地元重賞で2連対を果たしており実質兵庫の大将格。イン有利の馬場で大外枠を引かされた3走前以外はまったく崩れておらず、相手なりに確実に寄せる点は何よりの強み。昨年の当レースで伏兵を3着に導いた陣営という点も不気味。

ガミラスジャクソンは4走前に最低人気で笠松重賞V。前走のような外回りにならず内でタメが利くと鋭く差し込める。ただ芝だったとはいえ2走前の中央遠征ではシンガリ負けを喫しているだけに、対中央勢となると上位までは厳しい感。

ジェッティーは中穴~下位人気で度々好走と、地元戦ではいぶし銀の活躍。地元の中央交流戦経験も豊富だが、そこは中央未勝利馬が相手だっただけにオープン級が交わるとさすがに力量差が大きいか。

ヴィクトリアグラスは3~2走前にかけて先行競馬で連勝。前で運べれば粘り強いタイプだが、地元A級に入った前走では先行争いに加われず敗戦。中央勢相手では更に先陣争いが厳しくなる。

アカリンは安定した先行力武器に地元オープン級で善戦。ただ重賞経験は一度もなく、一気に相手が強化されるここでは劣勢を否めない。

ニコラスタッカートはキャリアこそ豊富も未だに未勝利で、近走は地元下位クラスでも入着がない現状。ここでの出番は望めない。

【他地区所属馬の評価】
ハルプモントは前走までJRA在籍。1勝クラスを勝ち切れていないだけに実績は劣るが、特筆すべきは常にメンバー中上位の上がりを使えている点。発馬が甘く反応もひと息など器用さは欠くが、展開が紛れた際には入着以上があってもおかしくない。

【見解】
 中央勢はすべて2勝馬で実績の大差はないが、まだ底が見えていない点や勝ち振りの秀逸さを考慮すればバーナードループが一番手評価に上がる。特に1勝クラス勝ちの前走はまさに完勝と言える内容で、エンジンの掛かりの遅さを割り引いたとしても重賞レベルにあることは間違いない。対するは2走前の勝ち振り、走破時計が圧巻だったダノンファラオ。前走と違いスンナリ前付けできるようなら戴冠まで十分。以下はダート変わりが良い方に出る可能性高いヒルノマリブ、時計こそ地味もダート戦は無傷サンデーミラージュ、真面目さに欠くも能力発揮成れば侮れないマカオンブランの順。地方勢なら相手強化に対応できるポテンシャル秘めるピスハンドに注目。

◎バーナードループ
○ダノンファラオ
▲ヒルノマリブ
△サンデーミラージュ
×マカオンブラン
×ピスハンド

 

おすすめ買い目

馬単 9→10 10→9 9→12 9→7 9→4 9→6 10→12

 

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