おすすめ注目レース

2020年4月30日   陽炎特別B1 4歳以上サラ系4歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   コンドルヒデオの巻き返しに期待
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

sonoda07.jpg 木曜日のメインレースはB1クラスの1230m戦。フルゲートで快速馬も揃いなかなか難しいメンバー構成。そのなか、本命はコンドルヒデオ。前走は4着に敗れてしまったが、斤量&馬体増が最後に響いた感じ。この中間はシッカリと乗り込んでいたし馬体は絞れそう。再度見直したい。相手候補は渋太い伸び脚で詰めてくるボンホープと切れ味鋭い末脚を持っているレオベストの2頭。他には堅実で大崩れが少ないビッグウェーブや内でロス無く立ち回れそうなハルカゼ、転入2戦目で粘りが増しそうなロードワンダーがその後に続く。

 コンドルヒデオは転入初戦の2走前にスピードの違いで押し切り、前戦地の高知時代からの連勝を伸ばした。しかし、前走は直線で粘りを欠き4着に敗れてしまった。その敗因は斤量が1キロ増えていた点と、馬体も増えており多少立派に映った点が考えられる。この中間は前走時以上にシッカリと乗り込まれており、最終追い切りでは軽快さが増していた。今回は斤量が戻るので前半の行き振りや最後の粘りは変わってきそう。馬体も見た目では絞れている模様だが、当日の数字に注目したほうが良いだろう。

 ボンホープはもともとこのクラスで勝ち経験がある。前走は道中、好位のインで良い眺めの競馬。しかし勝負所では前が壁になり4コーナー手前で外に持ち出したが、切れる脚がなく5着。もともとジワジワとしか伸びないので勝負所で進出できなかったことが痛かった。今回も逃げ馬が揃っているので好位付けになりそう。勝負所で早め早めに動くことができれば巻き返しは十分にあるだろう。

 レオベストの前走は道中後方3番手で脚を溜めると勝負所ではインコースから進出を開始し、直線では鋭い末脚で一気に伸びてきた。多少展開の恩恵はあったものの決め手はメンバーでトップ。今回も前走時同様、逃げ先行馬が揃っているのでこの馬の展開に向きそう。自慢の鬼脚で一気に突き抜ける場面も十分にあるだろう。

 ビッグウェーブはなかなか勝ち切れないが、堅実に走ってくる馬。前走は最内枠を活かして終始インコースで脚を溜め、良い手応えだった。直線では手応えほどの伸びは見られなかったが、内容的には悪くないレースだった。もともと相手なりに走るタイプの馬なのでここでも大きく崩れることは無いだろう。

 ハルカゼの近2走は11着、10着と二桁着順が続いているが、どちらも先行争いが激しくその展開に巻き込まれてしまったことが要因だろう。今回もここ2走と同じように同型馬が揃ってはいるが、今回が最内枠に入ったので好位でもロス無く運ぶことができそう。今は内を回った逃げ、先行馬が有利の馬場なのでこの馬にとっては条件が揃っている。

 ロードワンダーは今回が佐賀から転入2戦目。前走は多少トモを落としながらだったが、激しい先行争いのなか馬なりで先手を奪ったスピードは評価できる。今回もスピードのある馬たちが揃っているが、それでもスンナリ逃げる可能性は十分あるだろう。そうなれば前走よりもっと粘りは増しそうなので要警戒。 

おすすめ買い目

馬単 3→7 7→3 3→4 4→3 3→5 3→1 3→8

 

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