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2020年4月16日   第52回 菊水賞重賞1 3歳登録馬サラ系3歳 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   イチライジン主役の座は譲らず!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 伊藤孝平"

sonoda01.jpg兵庫3冠の第一戦である菊水賞、それに相応しいメンバー構成となった。しかし不動の本命はイチライジン、心身ともに更なる成長を果たした感がありここは決める。対するステラモナークも速力を生かして現在重賞3連勝中、距離延長でも先行粘り込みまで期待できる。叩き2走目ピスハンド、着実に良化中トライバルキングも能力はヒケを取らない。コスモピオニールグレイトボルケーノは内枠を生かしての差し込み注意。

◎ イチライジン…デビュー戦はステラモナークに敗れたものの、明らかな距離不足や気性面の若さからのもの。そこから使う毎にレースを覚えていき、昨年末の園田ジュニアCでは好位から余裕十分に7馬身差圧勝。今年に入っても2月3月の平場戦を余裕ある仕上げで危なげなく連勝と、順調さを見せており好ムード継続。同馬の武器は破壊力のある好位差しで前に取り付きやすい外枠はプラス材料、ここはキッチリ仕留める公算大。

○ ステラモナーク…デビュー2戦目の園田プリンセスCで強豪遠征馬相手に好位インから堂々の3着、この時点からこの世代の兵庫県牝馬トップはこの馬と言ってきたが、その後の活躍からもその通りとなっている。距離延長も園田1700メートル戦なら対応可能、持ち前の速力を生かして後続を振り切る。

▲ ピスハンド…まだ成長途上という印象はあるものの、前走は休養効果で馬体が着実に良化して走りもシッカリしてきた。まだ上位評価馬との完成度では見劣るが素質は互角以上、道中上手く立ち回りさえすれば十分食い込んで良い。

△ トライバルキング…兵庫県に転入後着実に実績を積んできており、レースぶりも1走毎に上昇中。前走で高い中距離適性を示したのもプラス材料、大外枠も跳びの大きさからプラスに働きそうだし、あまり甘く見てはならぬ。

× コスモピオニール…およそ3ヶ月ぶりという事で実戦勘がどうでるかという感じも、放牧先で乗り込んでの帰厩で仕上がりは悪くない。近2走の重賞連続3着から実績も上位、最内枠を生かしてスムーズなら上位争い十分可能。

× グレイトボルケーノ…相手関係もさる事ながら距離延長がどうでるか…という感じはあるものの、追い切りの動き反応はすこぶる良好。内々で脚を溜めてひと脚に賭ければ、展開次第では馬券圏内まで可能と見る。 

おすすめ買い目

馬単 10→6 10→8 10→12 10→1 10→2

 

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