Odds Park 競馬

　５月１日・駿蹄賞への叩き台というエムエスオープンだが、もちろんそれなりの態勢にはあるし、ここは流れが向きそうな雰囲気も。無欲の競馬が逆の功を奏す気がする。ミラクルシップも距離不足を展開が補ってくれそう。モニュメントキングは２走前に好位から差し切っているが、基本的には逃げが条件。１角の入りがカギを握りそう。押さえにトーセンシルバー、ネイビーフラッグ。

　エムエスオープンは目標はあくまでも５月１日の駿蹄賞だが、流れに乗って行ければひと脚は使ってこよう。ハマればさらに？　「中京ペガスターＣから駿蹄賞直行では間隔があき過ぎるので、ここを使う。今後を考えれば古馬の流れを経験させることはプラスだと思うし、結果うんぬんより次へつなげる競馬をさせたい」。

　ミラクルシップはウエスタンラムールにはしてやられたが、最低限の仕事は果たした。使いつつ上向きは間違いなく、今度こそ!?　「絶好調と言える状態です。距離には対応できるのであとは展開。前が楽をするようだとどうかですが、流れが向くようなら」。

　モニュメントキングは２走前、３番手から抜け出したのはブリンカー効果か。今なら控えてもと言いたいが、やはりハナが理想だ。「控えても結果を出しているが、ハナに行った方が競馬はしやすいだろう。今回はメンバーが強くなっているから、その点がどうか」。

　トーセンシルバーは鋭い決め手はないが、スッと前につけ、折り合って行けるのがいい。主戦に戻って巻き返したい。「レースに行けば一生懸命に駆けてくれますが、体調としてはピーク時に比べるともうひとつの気がします」。

　ネイビーフラッグは着順的には相手が上がって…といった感じだが、この馬なりには駆けている。ここもほかが走らなければ。「相変わらずの好気配で、体調はちょっとしたもの。地道に力をつけてきたから、大崩れはないよ」。