Odds Park 競馬

　前々開催のＡ－３組、そして前開催のＡ－４組でいずれも上位に来ているのはルビーロマンとペイシャゲラン。今回も有力とみるが、どちらかというなら１８００ｍという距離から前者を少し上に。少し相手強化の形となるトーセンシルバーもここまで（６８４１）の堅実派で馬券に欠かせぬし、距離がよさそうなブライトロージー、好内容が続くネイビーフラッグも流れひとつの上位拮抗戦。

　ルビーロマンはテンに行けず大味な競馬になってしまうが、今の馬場でこれだけ動けることを逆に評価したい。１ハロン延びて。「だいぶ良くなってきていると思う。抜けた馬はいないし、距離も歓迎だから期待感はあるよ」。

　ペイシャゲランは距離がいいとは言えないかもだが、相手なり。戦ってきた顔ぶれからするとここならといったところはあるので。「外から気分よく行ければ前走ぐらい走って当然。状態も引き続きいいし、距離も歓迎だから期待感を持っている」。

　トーセンシルバーは前走は初めてハナを切って後続を完封。自在性に磨きをかけた。距離もレースのうまさで克服してみせる。「馬体が減少傾向だったので前回は休ませました。脚質に幅があり距離にも対応できそうですし、一枚上がってどうかになりますね」。

　ブライトロージーは前走なんかを見ると相手次第のところはありそうだが、中央時は芝２０００ｍで良績。距離を味方にできれば。「順調にきています。距離が延びるのはプラスに作用すると思いますし、期待感はあります」。

　ネイビーフラッグは年間通して堅実なタイプだが、特に今ごろの時季がいいのか勝ち味に旺盛だ。距離もそう気にならない。「以前にこの距離で惨敗しているが、その時は夏負けで体調が全然だった。今はマイルまでこなしているし、あと１ハロンの延長も問題ないと思うよ」。