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　水曜日のメインレースは３歳重賞の園田ユースカップ。今年は愛知からの遠征馬を含む11頭が集まった。本命はステラモナーク。前走は７馬身差の圧勝でその後の調整も順調。スムーズな競馬なら重賞連勝は濃厚だろう。相手候補は名古屋からの遠征馬で現在３連勝中のエイシンハルニレと今の園田の馬場に合っていそうなドバイキャンドルの２頭。その他には待望の重賞初制覇を狙うハリオアマツバメや２走前が圧勝だったスーパーローズ、使い詰めだがハマれば一発を秘めるジェッティーがその後に続く。

ステラモナークはデビューから大きく崩れたのはダートグレードの兵庫ジュニアグランプリだけで、その他は全て３着以内と安定感抜群。前走の園田クイーンセレクションは好スタートから先手を奪うと、最後の直線では後続をグングン突き放し７馬身差の圧勝。その後少しレース間隔は開いたが、順調に乗り込まれ最終追い切りでは軽快な動きを披露していた。内枠に入った事もプラス材料。スンナリ前に取りつくことができれば重賞連勝は濃厚だろう。

エイシンハルニレは愛知からの遠征馬。その前に在籍していた岩手では若駒賞で２着、寒菊賞で４着と上位争いを演じていた。その後愛知に転入し３連勝。前走は好スタートから先手を握ると８馬身差の圧勝だった。今回は相手関係が強くなるし、多頭数の競馬なので今までどおりの競馬ができるかどうかがカギになってくるが、スンナリ逃げる事ができればアッサリ勝つ場面も十分にありそう。

ドバイキャンドルの３走前はスタートでトモを落としてしまった。そして２走前の園田クイーンセレクションはスタート後に他馬と接触、その後には挟まれる不利があり後方からの競馬になってしまった。その後も勝負所で前が壁になりなかなか進出できなかった事もあるなどチグハグの競馬になった。前走は少し折り合いを欠いていたし、終始深い内を通ったことであまり伸びずに終わってしまった。近走は３走連続ではっきりとした敗因があるし、もともと持っている能力はここでも上位に入る馬なのでスムーズに立ち回れば好勝負ができそう。

ハリオアマツバメは道悪馬場が今ひとつのイメージだったが、前走の園田クイーンセレクションでは２番手に取り付き最後まで渋太い粘りを見せていた。今回も日曜日に降った雨がどこまで乾くかという点がカギになってくるが、最終追い切りの動きは圧巻だったし、雰囲気も前走時から変わりなく順調なので前々で競馬ができれば待望の重賞制覇も見えてくるだろう。

スーパーローズの前走は最後差されてしまったが、早め先頭から押し切ろうとした内容は良かった。その後、調教ではシッカリ乗り込んで最終追い切りでは活気のある動きを見せていた。門別デビューから常に掲示板に載っているほど堅実に走っているし、ここでも能力的に上位なので大きく崩れる事は無いだろう。

ジェッティーは４走前に人気薄で勝利をあげてから大崩れが少ない。姫路開催では２戦していたが、その時は少し馬体が寂しく映った。今回は馬体回復がポイントになってくる。相手が強く、厳しい戦いになりそうだが、今回は逃げ、先行馬が多く展開的には向きそうなので高配当狙いなら面白いだろう。