Odds Park 競馬

　木曜日のメインレースはＢ１クラスの一戦。今回のメンバー構成は軸になる馬がいるので絞って勝負ができそう。ただ、相手候補が難しいので紐荒れになる可能性は大きいだろう。本命はトウシンタイガー。現在２連勝中で昇級戦の前走も圧勝。斤量が増えても全く問題は無いだろう。相手候補は一度叩かれて上積みが見込めるメイクミーハッピーと近走で安定感が出てきたアフターミーの２頭。他には前走で復活の兆しを見せたフセノランや終いは確実に伸びてくるウインエスキースなどが続く。

トウシンタイガーは転入初戦こそ２着に敗れてしまったが、その後２連勝。前走は昇級戦だったが、他を寄せ付けず７馬身差と圧巻の逃げ切り勝ちだった。その後の中間の乗り込みはいたって順調で最終追い切りでは反応の良い動きを披露していた。500キロを越える馬格や、前走の勝ち振りから考えても斤量が増える事は問題ないだろう。最内枠からスンナリ前に付けることができれば連勝はまだ伸ばす事ができそうだ。

メイクミーハッピーの前走は５ヶ月振りの競馬。降級戦で相手が多少楽だったが休み明けの分、以前ほどの伸びは無かった。今回は一度叩いた上積みが見込める。元々このクラスはアッサリ勝っている条件だし、過去にはＡ２クラスで勝ち経験があるほどなので実力はメンバー最上位。その頃の様な伸びを発揮できれば勝つ場面も見えてくるだろう。

アフターミーはムラが多いイメージがあったが、近走は安定した成績を残せている。近走で崩れたのは２走前で、その時は先行馬が有利だったので仕方無し。終いは確実に伸びてくるし、最近は中団あたりで競馬ができている点が好走の要因だろう。前掛かりの展開になれば一気に突き抜けてもおかしくない。

フセノランは昨年の笠松でのクイーンカップの勝ち馬で、兵庫若駒賞や菊水賞で好走の経験があるほどの実績のある馬。１年３ヶ月もの長期の休み明け後、案外な結果が続いていたが、前走は勝負所で前が詰まったが、終いの伸びが良く４着まで追い込んできた内容は良かったし、復調の兆しが見えた一戦となった。この中間も順調な模様なのでスムーズに馬群を捌ければ上位争いまで加わってくるだろう。

ウインエスキースはこのクラスでは安定感のある走りを見せている。特に1400ｍ戦では12戦して掲示板を外したのは１度だけというほど堅実に走っている。前走は５着だったが、勝ち馬とはあまり差は無かった。シッカリとした末脚が魅力の馬なので、ゴール前混戦なら馬券圏内に入ってもおかしくない存在。