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近況成績はひと息だが、中央５勝の地力を買って転入緒戦のマインシャッツを主力視。今年のサラブレッド大賞典を制した３歳精鋭タンクティーエーを相手筆頭に置くが、展開次第ではフジノナデシコ、エターナルヒーローにも勝ち負けのチャンスは十分ある。あとは展開嵌った際のミスアンナにも要注意。

◎は⑦マインシャッツ。中央ではダート千七～千八戦を中心に走り３～４歳時に５勝を挙げている。オープンでも０秒２差４着の好走あり。一昨年順調さを欠いて以降は勝負に絡む走りはできていないが、まだ６歳と峠を越した年齢ではなく攻めもバネの利いた動き。当地移籍で再浮上なるか。

○は⑩タンクティーエー。圧勝のサラブレッド大賞典では中日杯出走のロンギングルックを寄せ付けず。盛岡ダービーグランプリも前で渋太さを発揮し２着好走。初の古馬一線級との戦いとなった東海菊花賞は流れも厳しく崩れたが、遠征疲れも感じさせず順調な調整。スンナリなら。

▲は①フジノナデシコ。変わらずボリュームのある馬体を維持。ひと脚は手堅く、距離、相手を問わず毎回堅実なレースを続けている。超スローで流れた前走は前有利の展開に泣いたが、それでも馬券内を確保。距離千九もここまで６戦２勝２着１回と歓迎材料。

△は③エターナルヒーロー。順調に乗り込まれており前走取り消しの影響は感じられず。９月の当地移籍当初は距離不足もあって決め手を欠いていたが、近走は確り持ち味を発揮し３戦連続連対中。ここも上位候補からは外せない。

注は⑧ミスアンナ。やや相手なりの面はあるが、今年の百万石賞では３着に入るなど強敵相手にもひと脚使い堅実な走り。直線外から詰め寄った前走も展開ひとつの感。気配安定。