Odds Park 競馬

　前走障害で苦労したメジロゴーリキだが、特別条件で、斤量が減量されるここならひと腰可能。マイペースで運べそうだし、障害を早めに抜けて押し切りが狙える。条件問わずに安定した走りを続けるミノルシャープが相手も、初重賞制覇を成し遂げて勢いに乗るシンザンボーイ、復調してきたオレノココロも無視できない。

　(７)メジロゴーリキは重賞の前走は障害で止まってから二の腰が入らず手間取る内容。ただ、５歳と高重量への経験が少ない馬だけに、前走の内容も仕方がない。３着と大きく崩れなかったことを評価したい。今回は特別条件で斤量が軽くなっているし、この755キロならひと腰可能。ここはマイペースで運べそうな組み合わせ。障害を早めに抜けて押し切りが期待できる。

　(４)ミノルシャープは斤量が増量された前走は障害で止まったが、腰を入れて三腰でまとめていた。直線で末の甘さを見せることなく、最後まで歩き切って２着と好内容。特別条件に戻るのはスピードとキレで勝負したいこの馬には好材料。オープンの一線級が相手でも互角にやれる力をつけてきているし、チャンスが十分にある。

　(３)シンザンボーイは障害下で息を入れて仕掛けて行き、出走馬中唯一障害をひと腰でまとめてトップ抜け。そのまま余裕を持って押し切り、２着馬を10秒以上引き離して完勝といえる内容で初重賞制覇を成し遂げた。テンに置かれる面があるだけに、特別条件となるここでスムーズに流れに乗れるかがポイント。追走で手間取らなければ勝ち負け可能。

　(５)オレノココロは息を入れて追走して行き、前々走で大きく手間取った障害に重点を置いた走りだった前走。ひと腰でまとめていたし、結果５着も、レースぶりは悪くなかった。中間もしっかりと調整されており、夏場に崩した体調は良化している。今回も特別条件で760キロ。この荷物なら障害で苦労することなく、スムーズな走りが可能。力上位で無視できない。