Odds Park 競馬

混戦模様の一戦だが、ここは安定感のある走りを続けているハニーロコガールを中心視とする。前走は結果４着だったが、上位３頭はともに道中距離ロスなく運べていたのに対し、同馬は序盤から外々を回る形。展開が落ち着いていた点や昇級緒戦だったことなどを踏まえても着順ほど悪い印象は受けなかった。条件２戦目で改めて見直したい。メジャーロールは再転入後から発馬面に難しさを見せているが、そんななかでも４戦して１勝２着２回３着１回と常に馬券圏内。昇級戦でも侮れない存在。フィールドステイも転入後から連続３着、脚の使いどころさえハマれば。追い切り気配良好のウインレーベン、位置取り次第でナリタサウスやクレバーペガサスも上位進出可能。

ハニーロコガール…前走は着順を落としたが、序盤から３～４頭分外を終始回る形で、その距離ロスも微妙に堪えていたように感じた。如何に道中の距離ロスを抑えていけるかがポイントだが、今回の内枠ならその点も相殺できそうだ。

メジャーロール…前走は発馬直後に窮屈な形となり下げる格好となったが、それでも向正面で外に持ち出してから一気の進出で先行勢を捕らえる強い内容。今回は昇級戦だが、上位拮抗の今回なら連勝のチャンスも十分ありそうだ。

フィールドステイ…２走前はスタート出負け、さらには直線で窮屈になる場面がありながらも３着。前走も人気の先行馬２頭を追いかける形だったことで終い甘くなったが、それでも３着確保。ここも立ち回りひとつに感じる。

ウインレーベン…近走成績だけなら長距離向きに見えるが、中央平地競走での初勝利は芝１２００ｍ戦であり、距離面の対応幅は大きいタイプ。障害競走で培われたしぶとさが生かせれば好機も。

ナリタサウス…やや現級で決め手に欠く走りになってしまっているが、前走は斤量１キロ増ながらも３着と一歩前進の結果。先行からしぶとさ比べの形なら再度圏内突入も。

クレバーペガサス…１０歳の高齢ながら末脚の安定性は今も健在。２走前２着時のような序盤から流れる展開にさえなれば浮上の目も出てくる。