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2019年10月31日 第46回 北海道2歳優駿 (門別競馬) ツイート
門別競馬 第11レース アジュバントが大一番を制して2歳王者へ
ケイバブック 對馬 大樹
【中央所属馬の評価】
キメラヴェリテは未勝利戦で5馬身差をつけて初勝利。1勝クラスでは逃げ粘れず3着も先行力は見せた。自分のペースなら渋太いし、重賞でも粘り込みに注意。
ピオノノは芝デビュー。初戦は出遅れて力を出し切れなかったが、ダート替わりで②①着と一変。ダート適性は高そう。距離も前々走で経験。重賞でも警戒。
マイネルアストリアは3戦目のダート1800で初勝利を挙げたが、プラタナス特別(1勝クラス)で8着完敗。地方馬が相手でも前走の内容では入着が一杯か。
ラーラクロリは新馬勝ちしたように素質は高いが、まだキャリア1戦で今度は牡馬のオープン相手。地方ダートグレード競走でもレベルが高い道営馬相手では割引。
【ホッカイドウ競馬所属馬の評価】
アジュバントは門別5戦2勝、2着3回と連対を外していない。安定感は一番。BGJC、サンライズC2着の成績を見ても実力は十分。大一番で初タイトルも十分。
ヨハネスボーイはBGJCの優勝馬で札幌2歳Sでも5着と健闘。サンライズCは3着に敗れたが、今年デビューの2歳の中ではトップレベルの存在。改めて期待。
ティーズダンクはアタックで初勝利を挙げたが、その後の成長力の凄さには脱帽。前々走でオープン、前走で重賞を勝ちとこの勢いは本物。3連勝で頂点に立つか。
タイセイサクセサーはここまで7戦3勝、4着以下なしと底を見せていないし、初めての1700で5馬身差の圧勝は力があればこそできる芸当だ。重賞でも注目。
アベニンドリームは遠征帰りで中8日とローテーションは厳しいが、鎌倉記念で最後勝ち馬に首差まで迫った力は無視できない。当日の気配次第では一発も可能。
スティールペガサスは前々走のオープン特別でティーズダンク(サンライズC優勝)に快勝。前走は6着に沈んだが、巻き返すだけの力はある。見限りは早計。
ケンジンはブリーダーズGJCで5着入線も、重賞ではひと押し欠く現状。デキはいいが、前走以上に相手が揃った今回は入着が一杯か。
フジノロケットはダートで初勝利を挙げたが、2勝目が盛岡の芝。前走の東京遠征の内容を見ても、どちらかといえば芝向きの印象が強い。ダート重賞ではどうか。
バックストッパーはサンライズCで先行して4着に粘った。上位3頭とは差あったが、一戦毎に力をつけているのがわかるし、ここに来ての上昇ぶりは見逃せない。
シルバーサークルはアタック(認定未勝利)で初勝利を挙げたが、オープンでは3着が最高。重賞では8、9着と苦戦しているし、今回も厳しい戦いになりそう。
【解説者の予想】
JRAから4頭参戦してきたが、いずれも1勝馬で傑出馬不在。ならば、地元の利があるホッカイドウ所属馬にチャンスがありそう。アジュバントは門別で5戦して10割連対。重賞でも2度2着があり、このメンバー相手なら力で見劣ることはない。大一番を制して2歳王者に輝く。強敵はブリーダーズゴールドジュニアカップを優勝したヨハネスボーイとサンライズカップを制したティーズダンク。重賞勝ちの実績を素直に評価したい。タイセイサクセサーは別路線からの挑戦だが、前走の圧勝劇に大物の相が感じられた。ここでも軽視禁物。ローテーションは厳しいが、鎌倉記念2着のアベニンドリームも侮れない。JRA勢では格上相手に好稽古を見せたピオノノを押さえたい。
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