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2019年10月29日   第37回 ゴールド争覇(SPI) オープンサラ系3歳以上 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   笠松の大将・ストーミーワンダーが迎え撃つ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

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 軽快なスピードを武器に地方5戦5勝の高知ケイマ。今年になって再ブレイクした感のある大井ブルーウィザード。全国区でも通用しそうな能力を秘める道営ソイカウボーイ。不気味な兵庫からの刺客キクノソルと遠征勢はなかなかだが、これらが相手でも今の笠松ストーミーワンダーは遜色ない走りができるとみた。地元馬も好メンバーだが、中ではメモリーフェーブルの差し込みに穴っぽさが。

 ストーミーワンダーは園田でも重賞を勝って自信が確信に変わった!? 昨年5着は不完全燃焼、当時とは馬も違う。もちろんこの相手でも。「一線級相手の勝利は自信になる。距離は融通の利くタイプだが、体調アップでまた行きたがる面が出てきたので1400mはいいと思う。笠松グランプリに弾みをつけたいね」。

 ケイマは中央準オープンで頭打ちも、距離を問わず重賞3つを含む5戦5勝で高知制圧。次の目標は全国制覇か。まずは名古屋から。「ここに向けて乗り込みは十分で、仕上がりに関しては問題ない。相手はそろったが、地方馬同士ならいいレースはできると思う。あとは輸送競馬を克服できるかだね」。

 ブルーウィザードは兵庫でオープンまで行った馬。南関初年度はいいところなしも2年目の今年は(5223)。この日程で来るからには。「前走はもうひとつ力を出し切れず終わってしまった。それだけにレース後のダメージは少なく、疲れも感じられない。輸送を苦にするタイプじゃないし、この距離もベスト。相手関係は未知数だが、好走を期待」。

 ソイカウボーイは長期休養がたびたびあってまだ11戦のキャリアだが、それが逆に魅力でもあり、中身も濃い。古馬重賞でも楽しみあり。「長期休養明けの前走のパフォーマンスにあらためて能力の高さを感じました。中間は2走ボケがないようじっくり調整したので、上積みは十分あるはず。距離もちょうどいいですし、勝ち負けになると思います」。

 キクノソルは半年ぶり、初の1400mでどうかだが、兵庫の重賞で好勝負多数の元中央のオープン馬。鉄砲実績もあり、一概に軽視は? 「休み明けだが乗り込み量は十分だし、最終追いを兼ねた自主能検も及第点の動きだった。仕上がりは悪くないよ。攻めの感触からすれば1400mにはそれなりに対応できるはずだし、あとは再三練習した発馬が決まりさえすれば」。

 メモリーフェーブルはオープン勝ちはまだないが2走前に2着、前走は牝馬戦とはいえ交流重賞2着。ムードは悪くない。相手は上がるが…。「重賞の前走でも差のない競馬ができたし、距離は長いより短い方が合うね。正攻法の競馬では分が悪いけど、この馬は差せるのが強み。展開が向けば楽しみもあるかな」。

おすすめ買い目

馬単 7→9 9→7 7→1 1→7 7→5 5→7 7→2 7→8

 

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