Odds Park 競馬

　これまでＣ－１特別は６着、３着、２着、３着のハタノレジーナだが、この顔ぶれなら１枚抜けた存在。ここは決めたいところ。相手は相手なりの走りができそうなタケノクラウン、ノスケアマゾンといった同じ４歳馬だが、５歳でもタイセイプロスパーは加えておきたい。逃げ切り勝ちのキリンノツバサ、カシャーサだが、底を見せていないという点でこの２頭もオッズ次第では押さえる。

　ハタノレジーナは再転入後、３度目の特別挑戦。いずれもすかさずで前回在籍時よりも力をつけている印象。展開不問なのがまたいい。「出来に関しては何も問題ありません。特別戦では勝ち切れていませんが、以前よりかなり手薄な印象。ここは決めてもらわないと」。

　タケノクラウンは転入当初の勢いは薄れてきたかと思ったら前走を快勝。最初の１組では引っ張られた時計でも１分42秒９がある。「前走は番手から理想の競馬ができた。距離が延びても特に問題はないが、甘い面はある。スタートが鍵になりそうだね」。

　ノスケアマゾンは思うように使えなくても実力馬らしい走りを見せていると思う。時計勝負にもある程度は対応可能だろう。「まだ万全とは言えないが、久々の競馬で結果を出すのだから大したもの。馬体増もいい傾向だし、この条件ならそう見劣りしないのでは」。

　タイセイプロスパーは休み明け３走目の勝利と感じは悪くない。前走時計もまずまず。勝つとは言わぬが見せ場ぐらいは。「まだ立派な体つきだが、順調に良化をたどっている。距離にもメドはついたが、楽な展開は望めそうにない顔ぶれ。試金石だね」。

　キリンノツバサは休み明けを叩いて見事に一変。当地ではある意味底を見せておらず、距離延長も問題なさそう。ここも怖さは十分だ。「きっかけさえつかめば走らない馬ではないけど、淡泊な面もあるからね。勝ち組で距離が延びるし、息の持ちがどうだろう」。

　カシャーサは自ら作り出した流れならそれなりの評価は必要だが、よどみない流れが奏功した印象も。ただ、逃げるだけではなさそうだけに。「転入戦で早々に結果を出してくれたが、展開に恵まれた印象は否めない。勝ち組の外枠では行かせてもらえないだろうし、正念場だね」。