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2019年10月17日   第12回 兵庫若駒賞重賞1 2歳登録馬サラ系2歳 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   エキサイター地元馬相手には負けられない!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋"

sonoda06.jpgメインの兵庫若駒賞はオオエライジンやトーコーヴィーナスなど数々の名馬を排出してきた出世レース。そんな偉大な先輩たちにも負けない素質を見せているのが今回の本命・エキサイター。前走は果敢にJRAへ挑戦。頭数に恵まれていたとはいえ、分の悪い上がり勝負、急な坂のある阪神コースで3着に踏ん張れたことは十分評価できるモノ。今回は無敗を続けている地元戦、不動の主役だ。ピスハンドもハイセンスの持ち主。8日の園田能検では古馬相手に余裕の1着フィニッシュ。今回エキサイターの手綱を取る吉村Jに「背中の感触はこちらの方が上」と新馬戦直後言わしめたほど。休養明けを考慮しても評価は下げられない。ほかでは、まだ前進気勢に欠ける面を残しながらも好走続けているスマイルジュピター、展開に左右されない脚質を有するナットビーワン。近走内容良化が顕著なディアタイザンガーネットジェムにも注意必要。

エキサイター…入厩当初の調教では、前の勝ったような体の使い方をしていたのだが、最近は全体的に体を使えるようになってきている。ライバルたちのペースを粉砕するかのような圧倒的な同馬の持久力もそういうところから生まれてきているように感じる。陣営のお話によれば、来月には再びJRA芝レースへ挑戦するプランがあるとのこと。そこへシッカリ弾みを付ける上でもここは大事な一戦、地元馬相手には負けられないところだろう。

ピスハンド…デビュー戦快勝後はさらなる成長を促すために放牧へ。帰厩後は暑さの影響もあり調整に順調さを欠いていた時期もあったようだが、追い切り代わりに受けた8日の園田能検(1400m)では古馬相手にシッカリとした脚捌きで1着。距離延長にもスンナリ対応した内容はセンスの高さを感じさせるモノ。数多くの重賞タイトルを手にした半姉トーコーニーケにも劣らない雰囲気を持っており、今後の成長も楽しみな存在だ。

スマイルジュピター…前走は4着に敗れたが、差しに構える形になりながらも直線しぶとく追い上げてくるという今までとは少し毛色の違う走り振り、まだ前向きさに欠ける面を出しながら脚を使えたことも同馬にとっては大きな前進内容だろう。今回も前回着けたブリンカーと特殊なハミでレースに臨むとのこと、気持ちさえ噛み合えば一変も。

ナットビーワン…転入2走目の前走はハナを奪っての逃げ切り勝ちだったが、道営在籍時の勝利は1000m戦での差し切り勝ちであり、脚質的にはどんな競馬でも臨機応変に対応できそう。未勝利戦とはいえレベルの高い道営で勝ち上がってきた実力は今回の重賞舞台でも軽視できない。

ディアタイザン…デビュー当初は直線でフワ付いてしまい伸び切れない感じだったが、ハミを換えて臨んだ前走は余裕を持って押し切る好内容。全姉は昨年同競走2着のアヴニールレーヴが居り、その血統背景も魅力的。姉同様の粘り込みに注意しておきたい。

ガーネットジェム…前走の園田PCは6着だったが、後方から終始外回るロスある形。直線追い上げには見どころがあった。以前は枠入りを嫌がったり、ペースアップにモタついたりと幼さを随所に見せていたが、その面も解消されてきたように感じる。

おすすめ買い目

馬単 4→8 8→4 4→6 4→3 4→10 4→12

 

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