Odds Park 競馬

　距離を問題にせず転入初戦を快勝したペイシャゲランとも思ったが、前走が鮮やかだったヤコウレッシャ狙いはどうだろう。今回も外枠で同じようなレース運びができそうだし、特別といってもむちゃくちゃ強いわけではないので。以下、勝ち組のＣ－１特別を勝ったシャーロック、いい追い込みを見せているレンベルガー、久々を叩いたコンヴィーヴォが続く。

　ヤコウレッシャは前走の直線の伸びは目を見張った。年明けに再転入して（１１１14）。ここにきて良くなってきた感じいい。不気味だ。「やけに強かったけど、前開催は外のほうが伸びが良かったので、そういう競馬をしてくれたのがドンピシャだったのだろう。ここでもそこそこやれると思うよ」。

　ペイシャゲランは賞金順の特別とはいえ後続を寄せ付けぬ逃げ切り。距離や砂の不安を一掃した。モマれた場合にどうかもこの顔ぶれなら。「中央では短距離主体だったが、前走の走りを見ると距離うんぬんの心配は払拭した。中央の格からすればＢ－１特別で位負けしないし、ここも楽しみにしている」。

　シャーロックは前走も陣営は控えめだったが、着差以上に強い勝ちっぷり。今回は昇級戦だが、距離がプラスに作用するかも。「前走は中団でためてひとマクりで決めてくれた。ただ、出来に関しては強調できないし、Ｂ－１特別では甘くないだろう」。

　レンベルガーは出はひと息だが慌てず騒がず。外を回りながらも長くいい脚を使って押し切った。着差以上に強い内容。あれなら特別でも。「稽古をつけてくれている大畑騎手は今回も他馬に乗るので、もう一度葵騎手に依頼。初戦より前走のほうがズブさは改善したし、ここでもそこそこはやれそうだよ」。

　コンヴィーヴォはメンバー的に前走の快勝はうのみにできぬが、３歳８月から（７２３２）できている馬である。楽しみは持っていいはず。「前走はスリムなぐらいに仕上がっていましたし、日程面を考えると大幅な上積みはどうでしょう。一気の条件強化ですし、いきなりは厳しいかもしれません」。