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2019年10月 2日 AGI名古屋城カップ(P)Bサラ系3歳以上 定量 (名古屋競馬) ツイート
名古屋競馬 第11レース AGだけですが、距離1800mで長く楽しめます!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
愛知、岐阜、石川のローマ字表記の頭文字を取って「AGI」。名古屋、笠松、金沢のB級馬による3県交流で、今年からC級からの挑戦もOKになったが、金沢からの参戦は残念ながらなかった。このメンバーなら1800mがいいとは言えなくても笠松ヴィクトアリーに期待する手だ。相手は好ムードのスーパーレガシー、距離を味方にできそうなロングバージョン、C級から唯一挑戦するナリノリリー。トーホウウノの末脚が穴。
ヴィクトアリーは転入初戦で敗れた相手は浦和に行ってC1を連勝。相手が悪かったということだ。時計的にこの相手ならこの距離でも。「夏場もいいと思ったが、今はそれ以上かも。層が厚くなって距離への対応が課題だが、操縦性のいい馬だからね。まだ底を見せていないし、期待感を持っての出張策だよ」。
スーパーレガシーはもともと堅実なタイプとはいえ3走前あたりからピリッとしてきた印象。距離は未知だが、今の出来なら楽しみが勝る。「出来は安定していますし、1800mも問題ないと思います。うまく流れに乗れればでしょう」。
ロングバージョンは欲を言えばもう少し鋭さが欲しいが、相手なりには走れているわけで。ここは距離を味方に上位をうかがう。「距離は延びてこそのタイプだと思うし、確実に脚を使ってくれるからね。期待感を持って臨みたい」。
ナリノリリーはこのところのレースぶりはなかなかで、ここでもと思えるもの。距離も望むところで、格上挑戦でもヒケ目はない。「格下の身だが、具合の良さと距離適性を考えて挑戦することにした。相手は骨っぽいが、そこそこにやれないものかと思っている」。
トーホウウノは未勝利でも1600mの方が安定しているし、1800mでは賞金順の特別だが1戦1勝だ。自慢の末脚が生きそうな予感!? 「距離は長い方がいい。現にこの距離での勝ち鞍がある。状態も引き続きいいから、展開が向けばの気持ちでいる」。
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