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2019年9月23日 オッズパーク杯B2 特選サラ系一般 定量 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第9レース 素質信頼 タマモオテンバ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
転入後ここまで(3100)できているタマモオテンバ。中央での1勝は金沢の未勝利交流戦のものだが、あらためて地方への適性を示した格好。この中間は少々順調さを欠いたとのことだが、それでもこの顔ぶれなら何とかしてくれるとみた。相手はピークを過ぎた同型ライトリーよりは差して来られるベテラン鞍上のシンウチ、カンノンリオを本線に、アリュールベルン、ステラポラーレ、ブラックバードらも押さえたい。
タマモオテンバは転入後(3100)もさることながら、いずれも時計がかなりいい。今回はB級への昇級戦となるが、あっさりクリアしてくれるのでは。「この中間は楽をさせた時期もあって前走の出来には及びませんが、この辺りの条件なら力が違うはずですよ。もちろん期待しています」。
シンウチは近走の着順こそひと息だが、この馬なりの競馬はできている。3月だが、B-1特別勝ちのある馬である。ハマるようなら。「距離が延びるのはいいけど、何かと注文の多い馬だからね。展開が向いた場合にどうかだよ」。
カンノンリオは1400mよりこの距離のほうが走りのいい馬。鞍上は高知での期間限定騎乗を終えて帰ってきた東川公則騎手。久々に笠松のファンの前でいいところを。「この馬なりにきているが、展開に左右されるし、相手も骨っぽい。いろいろ恵まれないと」。
アリュールベルンは2番手からでも競馬はできるし、距離もそう気にならないタイプ。2組ならもう少し走れてもいいのでは。「前走は結構きついペースだったし頑張った方だろう。この条件ならまた違った走りができるのでは」。
ステラポラーレは前走も5着といっても0秒2差。むしろ差し差しの競馬になった割に頑張ったのでは。仮にもう少し後ろになったとしても差してこられるので。「前走は勝ちにいったぶん甘くなったが、大きくは負けていない。ここも相手なりには」。
ブラックバードも前走はクビ、クビの3着で上向きをあらためてアピール。陣営は1600mを気にするが、今の上昇度なら克服も可能? 「前走はいい競馬だったが、今回はまた1600mに戻るからねえ。スタミナ面がどうだろう」。
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