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2019年9月12日   第44回 秋風ジュニア(P)2歳 ・オープンサラ系2歳 別定 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   陣営の期待が大きいボルドーヴェルチュ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu07.jpg 笠松デビュー馬にも魅力的な馬はいるが、今年は道営出身馬を上位にさせてもらった。中ではボルドーヴェルチュの変わり身を最上位に。ダルマワンサはいい末脚を有しており、岩手から山本聡哉騎手を呼び寄せたのなら。同じく転入初戦ニュータウンガールは展開がよさそうだ。前走のような競馬ができるならローズレイジングでも。ネオセラフも陣営の感触がいいし、立ち回りは難しいがボルドープリュネは2戦2勝と当地では底を見せていないので。

 ボルドーヴェルチュは前走が実力でないことは明らか。繰り上がりで出走がかなったし、攻め馬では絶好の動きを披露。なお追う手だ。「初戦は展開に泣いただけ。併走で結構なラップを刻んで息も乱れていないし、今回は追い切りの時点から違う。今度こそだね」。

 ダルマワンサはテンに行けぬし頭が高いが、それでも頭数のそろったレースで掲示板を外していない。末脚に自信あり。そういう流れなら。「門別でブリンカーを着けているし癖馬かな。調教でも気難しい面を見せているが、潜在能力は高そう。まじめに走れば遜色ないのでは」。

 ニュータウンガールは当初から評価されていたようだし、スッと番手につけサッと抜け出したデビュー戦のレースぶりもなかなか。楽しみ。「残暑の影響で万全とは言えないけど、しっかり負荷をかけたし、やれるだけのことはやったつもり。戦歴や内容からすれば遜色ないのでは」。

 ローズレイジングは2組ではあったが4番手から転入初戦を快勝。ああいう競馬ができるのは強みと言えそうだ。モツれれば出番あり。「アラアラだった初戦とは一転して今回の調教はキレキレの動きで文句なし。この馬なりに上乗せがありそうだし、力関係だけだね」。

 ネオセラフは門別の平場ではスッと前につけて差のない競馬をしていた。モマれない枠だし、直前の追い切りも好内容。初戦が妙味!? 「併走でウチの期待馬と互角の動きを見せているし、コレも素質はかなり。結構スピードがありそうだし、どんな競馬をしてくれるか楽しみ」。

 ボルドープリュネは800mのレコードを9年ぶりに更新。1400mも無難にこなし、一介のスピード馬でないことを証明。あらためて。「前2走とも完ぺきなレース内容。当地で覚醒してくれた印象だね。モマれず運べる枠も理想だし、スムーズに先行できれば」。

おすすめ買い目

馬単 2→1 1→2 2→3 3→2 2→6 6→2 2→10 10→2 2→9 9→2

 

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