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2019年9月 3日   第30回 秋の鞍[トランセンド賞](SP1)3歳 オープンサラ系3歳 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第10レース   3歳馬同士ならエムエスクイーン!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya07.jpg 遠征勢が手薄。そしてこれといった上り馬も見当たらない。ならばエムエスクイーンで問題なし。初黒星を喫した前走は初の古馬戦、しかも一線級が相手。全く気にしなくていい。その後はここに向け至極順調。3歳馬同士なら逃げても逃げなくても。相手は距離延びてよさそうなコスモポルベーラマイネルゾンタークに、こんなものではないはずのマイネルカピターノアップショウ。押さえに好調コマガイム

 エムエスクイーンは古馬相手でも通用の時計はあったが…。目に見えない流れの違い? いい経験になったはず。ここは結果を求めたい。「前走はあえて控える競馬をしたが、慣れない競馬で戸惑いがあったようだ。引き続き出来はいいし、ここは同期の馬が相手。巻き返したい」。

 コスモポルベーラは中央時は距離を延ばしても結果を出せなかったが、それはそれ。レースぶりから味方にできそうな感じはあるし、主戦に戻っていま少し。「最後はきっちり伸びてきますね。相手はそろっていますが、距離が合いそうなので頑張ってほしいです」。

 マイネルゾンタークは大きく離されてはいるが東海ダービー4着に、1800mの3歳特別2、3着。距離延長は相対的に有利に作用しそう。「順調な過程でこの馬なりの出来を維持しています。長い距離が向きそうなので持ち味は出せるでしょう」。

 マイネルカピターノは転入2連勝で秘密兵器と言われたものだが…。ハマればという面は今でもあるが、現実的には涼しくなってからか。「転入当時のことを思えば現状は足踏み状態。オープンでは入着が一杯というところではないかな」。

 アップショウは同距離の5月14日戦でコマガイムやマイネルゾンタークらに先着している。陣営は控えめだが、ここはあんな競馬ができそうだけに見せ場があっても。「悪くはない状態ですが、条件を考えれば不利は否めません。うまく立ち回ってそこそこまででしょう」。

 コマガイムはここ2走はともかく3走前以前は馬場を考えれば大健闘と言えるもの。勝ち切れないが、確実に伸びてくることを評価したい。「確実にいい脚を使えているし、今は走りがいいね。相手は強いが、距離適性を生かして掲示板くらいは」。

おすすめ買い目

馬単 1→5 1→4 1→2 1→8 1→6

 

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