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2019年7月26日   第12回 兵庫サマークイーン賞重賞1 3歳以上牝馬登録馬サラ系3歳以上 定量 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   夏の熾烈な女の戦い
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優"

sonoda06.jpg 金曜ナイターのメインレースはグランダムジャパン古馬シーズン第4戦目のサマークイーン賞。今年はなかなか混戦のメンバー構成で波乱の可能性も大きい。本命はステップオブダンス。昨年のこのレースの2着馬。昨年よりも臨戦過程は順調の模様なので今年こそは勝ち切る可能性大。相手候補は3月の六甲盃で3着と健闘したエイシンミノアカとJRAで3勝の実力馬ノーブルスノーの2頭。他にはA2格付けながらここでも能力は引けをとらないステップシュートやダートグレードで好走経験のあるオルキスリアン、このレース3連覇中のディアマルコなどが続く。

ステップオブダンスは昨年のこのレースの2着馬で過去にはユングフラウ賞やロジータ記念と重賞を2勝している。前走の佐賀ヴィーナスカップでは直線では勝ち馬に寄られるところはあったが、それでも最後までシッカリと伸びて2着。昨年は2月のエンプレス杯以来5ヶ月振りのレースだったが、今年は1ヶ月間隔で順調な臨戦過程を踏んでいる。最内枠に入ったのでスンナリ好位につけることができそう。昨年の雪辱、そしてGDJ古馬シーズン制覇へ向けてどうしても勝っておきたいところだろう。

エイシンミノアカは兵庫に転入後まだ勝利は無い状況だが、3月に行われた六甲盃で勝ったタガノゴールドに0秒4差の3着と健闘を見せている。前走の佐賀ヴィーナスカップでは1400m戦という距離は少し忙しかった感じだったし、展開が向かず4着に敗れてしまったが、中団からやや後方での追走から良い伸び脚で追い込んでいた内容は悪くなかった。今回は1700m戦に距離が延長される点はプラス材料。展開も向きそうなのでステップオブダンスを逆転できる可能も十分可能だろう。

ノーブルスノーはJRAで3勝を上げており、距離も1700m2勝、1800m1勝と距離適正も十分。大井に転厩後は勝利をあげれていないが2走前には渋太い伸び脚で3着に入ったし、前走は7着だったが、直線に入ったところで一瞬良い脚で伸びて見せ場があった。今回は先行馬が多く揃っており長く良い脚を使えるこの馬にとっては展開が向きそう。園田を知り尽くしている川原騎手が鞍上という点も心強い。

ステップシュートはまだ準オープンクラスのA2格付けの馬ではあるが、能力自体はここに入っても引けをとらない存在。前走は勝った馬が10連勝をあげたリプレイスだったので仕方の無い結果だったが、3着馬には3馬身半差をつけていた。この中間も順調に乗り込まれ、最終追い切りでは軽快な動きを披露し状態の良さをアピールしていた。距離経験の少なさは多少気になるが、2走前には崩れずにまとめれていたので問題は無さそう。展開的にも向きそうだし、一発ありそうな予感。

オルキスリアンは昨年のマリーンカップ5着、クイーン賞3着とダートグレードレースで掲示板に2度載っているほどの実力馬。スンナリ前に付けることができれば最後まで渋太い脚で粘ることができそう。ただ、右回りでの経験が少ない事と、少し飛びが大きい馬なので小回りコースに上手く対応できるかどうか、長距離輸送など乗り越えなければいけない条件が多いので押さえまでの評価。

ディアマルコはこのレース3連覇中。昨年はGDJ古馬シーズンの女王に輝き、秋には京都で行われたJBCレディスクラシックに挑戦した。3年前は6月の高知優駿から、2年前と昨年は7月初旬の地元戦を叩いての出走だったが、今年は4月の地元戦以来約3ヶ月振りと少し間隔が開いているし、今年走った2戦とも早々に一杯になってしまい今ひとつのレース振りという点が気懸り。同一レース4連覇の大記録に挑戦するこの馬にとって今年は試練の戦いになりそう。

おすすめ買い目

馬単 1→4 4→1 1→11 11→1 1→8 8→1 1→5 1→6

 

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