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2019年2月14日   第20回 梅見月杯(SP1) オープンサラ系4歳以上 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   当地負けなし! ナインオクロック
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya10.jpg カツゲキキトキトの回避で各馬にわかに色めき立ってきた? こと兵庫から来るタガノゴールドマイタイザンエイシンミコノスは力が入ろう。しかし、ここは代わって名古屋負けなしのナインオクロックが迎え撃つ。オープン特別を勝って希望挑戦は予定通り。大将の回避はたまたまだろうが、行っても行かなくても格好はつけてくれるはず。同じく前走でオープン特別を勝って臨むミラクルシップを後門の狼に。

 ナインオクロックは6頭立てとはいえオープン特別も難なくクリアし、当地では3連勝+10連勝の13戦13勝。控える競馬でも勝ち鞍はある。重賞でも楽しみ。「状態は引き続きいいですよ。展開によってはモロさが出るかもしれませんが、砂をかぶらないよう臨機応変に運びたいですね」。

 タガノゴールドは余熱が残っているうちに兵庫へ下ろした元中央オープン馬だけはありそうだ。馬体重に注意だが、それでも有力だろう。「追い切りでしっかり気合を入れたし、乗った感触からも具合は良好。前走は勝負どころでブレーキがかかってしまったが、それでも好メンバー相手に崩れなかったからね。名古屋までならそこまで輸送減りもないだろうし、スムーズなら好勝負に」。

 マイタイザンは古馬になってからも重賞で常に勝ち負けの重戦車。当地・秋の鞍3着は追い込んできたもの。一介の先行馬でもない。「前走後はここに目標を絞って調整してきた。追い切りの動きも抜群だったし、全体的にこれまでより迫力が出てきた感じ。名古屋コースにも悪い印象を持っていないし、むしろ合っている方ではないか。とにかく自分の競馬に徹するだけ」。

 エイシンミコノスは中央未勝利から3歳秋に兵庫へ移り、2年かけてA1を勝つまでに。重賞戦線でも善戦、距離も望むところ。不気味さあり。「攻め駆けしないタイプの割にはしっかり時計が出ましたし、仕上がりはいいですよ。相手は強力ですが、この馬自身もさらに成長していますし、どこまでやれるか楽しみです」。

 ミラクルシップは勝ち切れなかった馬が一転、3連勝でオープンを勝利。余勢を駆ってもう一丁はともかく、相手なりの競馬もできるので。「今がピークの状態でしょう。このメンバーでどこまでやれるかですが相手なりに動けるタイプなので善戦はできるかもしれません」。

おすすめ買い目

馬単 10→2 10→1 10→9 10→6 2→10 1→10 9→10

 

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