Odds Park 競馬

　４年前から始まった名古屋７名、笠松５名、前年リーディング上位による騎手競走。この組み合わせだし、過去の傾向も波乱含みだけに、人気のないところから入りたい。中ではこのブリティッシュ。前走は発馬で後手を踏んだし、２走前の伸びも悪くない。手替わりで新味が出ないか。行き切れればフクノブラッサム。枠がいいウインシノビ。主戦が当たったオースタラ。サバイバルチャンスはいつもそこそこ。イスズブライトは２走目でどこまで。お好きな馬からどうぞが本音です。

　ブリティッシュは転入前の（６５７21）は全て大井。キャリアハイはＣ２勝ちだが、明けて７歳。当地Ｂ級ならといったところはある。「まずまずだね。ある程度前へ行って末脚の良さを生かせれば、そこそこやれてもいいけどね。ウチの２頭ではこちらかな」。

　フクノブラッサムは転入後（４６１２）はこの中だと最も安定している数字だろう。しかも当地で逃げれば（４４００）。その形なら。「このところは時季的なものでカイバ食いが少し細いけど、一連の出来にはある。ベストの逃げがかなえばいいレースができるとみている」。

　ウインシノビは（３２００）の逃げがベストに違いないが、３番手からでも３歳２組で抜け出したことがある。明け４歳の伸びしろに期待。「悪くはないし、もう少し動けてもいい状態だよ。要は展開で、前々ですんなり運べればだろう」。

　オースタラは時季的なものも多少あるかもしれないが、直線ではグイグイ来ている。こういうレースで頼りにしたくなるタイプだ。「順調ですね。ひと脚は使えているので、うまくさばければそこそこやれてもいいと思います」。

　サバイバルチャンスは中央復帰はわずか２戦で見限られたが、当地に来てから掲示板を外さぬ堅実駆け。1400ｍ替わりが刺激になれば。「自分のペースで運べないとモロさを出す傾向がある。前々を意識する馬が多い今回は楽な展開には持ち込めないだろう。期待薄だよ」。

　イスズブライトは芝とはいえ中央２勝。ダートの新馬戦は１番人気で０秒４差４着。上積みはそれなりにありそうだし、いま少しやれても。「馬体は多少なりとも絞れているだろうが、一気に理想の体重とはいかない。まだ太めが残っているから中央２勝の力を出せるのはもう少し先かも。環境慣れは見込めるけどね」。