Odds Park 競馬

　今回の注目レースはＡ１Ａ２の混合戦。９頭立てと少し寂しい頭数になったが、面白いメンバー構成となった。本命はナチュラリー。２走前には兵庫ゴールドカップを逃げ切り久々の重賞制覇となった、前走は最後まで渋太い粘りを見せていたし、今回のメンバーならマイペースの競馬が可能。相手は今回が６月以来の競馬だが、久々を苦にしないタイプで尚且つ直前の動きが良かったインディウムと1230ｍ戦は安定した成績のブレイヴコール、堅実なレース振りで今回の距離も大崩れが無いトウケイアローの３頭。

ナチュラリーは２走前の兵庫ゴールドカップで鮮やかな逃げ切り勝ちをして２年前の兵庫若駒賞以来久々の重賞制覇をあげた。前走も自分の競馬をしたが勝ったアールプロセスが強く２着。それでも最後まで渋太い粘りを発揮していた。この中間もいたって順調で追い切りは軽快な動きを披露していた。少頭数になった点もこの馬にとってスンナリと先手を奪えそうなので歓迎材料だろう。この距離は２勝２着４回で唯一崩れたのは５着だった３走前だけ安定感もある。大外枠から逃げ切りに期待。

インディウムは３年前の兵庫ダービーなど重賞を４勝している馬。今回は６月以来久々の競馬。先月末の能検では上々の動きを見せていたし、その後もシッカリと乗り込まれている。最終追い切りでは最後まで軽快な動きを見せ、仕上がり状態は良い。元々休み明けでも苦にしないタイプの馬なのでいきなり好勝負が可能だろう。

ブレイヴコールは昨年の兵庫ダービー馬。以前は中距離戦を使って少し低迷気味だったが、３走前から短距離戦にシフトチェンジをしてからは復活。カルストンライトオ産駒なので短距離戦は合っていた。２走前の兵庫ゴールドカップでは良い内容の２着だった。前走は54キロでの出走で期待をしていたが、上位馬と離された３着。今回は前走の２着馬であるナチュラリーとの斤量差が詰まる点が気になるが、スムーズに立ち回れれば勝ち負けできそう。

トウケイアローは上記の３頭からは少し力差がある印象ではあるが、常に相手なりに走ることができる馬なのでここでも大きく崩れることは無さそう。この距離も５着以下が無く安定感は抜群。この中間は追い切りを２本消化し、どちらも良い動きを見せており仕上がり状態は良さそう。相手は強いが堅実に走ってきそう。