Odds Park 競馬

　７戦７勝もさることながら、その内容がぶっちぎりばかりのエムエスクイーン。今回は初コースになるが、陣営に気にする様子はない。連勝を８に伸ばしてくれそうだ。相手はボルドープラージュをあらためて。今回は岡部騎手が不在のため渡邊騎手だが、普段の攻め馬をつけているから感触はつかんでいることだろう。転入初戦圧勝のナラは不気味さあり。古馬相手に善戦したリードメロディーも押さえたい。エリアントも見限れない。

　エムエスクイーンは名古屋で７戦７勝、しかもそのほとんどが大差勝ちというから恐れ入る。ケタ違いの強さを笠松でも披露するか。「追い切りはもっと抑えても良かったが、時計は出たね。動きには満足しているし、ここ目標にいい感じで仕上がった。初馬場になるけど、これだけ落ち着きのある牝馬も珍しいぐらいで、何ら心配はしていない。スッキリ決めたいね」。

　ボルドープラージュは短い距離の方がいいかもしれないが、遠征馬相手にラブミーチャン記念を勝っている。自信を持って臨めばいい。「特に変わりはないのだが、前走を見ると距離かな。そんなわけで乗り込みを強化して臨んでみる。相手は強いけど巻き返したいね」。

　ナラは２走目に門別の認定アタックチャレンジ勝ち。１勝馬以上の争いではひと息だったが、当地ならご覧の通り。あの時計ならここでも!?　「前走の勝ちっぷりを見ても素質はかなり。叩き２走目で状態も上がっているし、重賞メンバーでもやれそうな感じはあるよ」。

　リードメロディーはここへ向けての叩き台として選択したＢ－１特別で勝ち組３歳に先着する３着。手応えをつかんで本番に挑める。「馬体を減らさないような調整だがいい感じできているよ。前走で馬場を経験したし、この時期にＢ－１特別で古馬と互角に戦えたのは自信になった。一頭抜きん出た馬はいるけど、次位争いなら十分では」。

　エリアントはじっくり行けばそれなりの脚を使うが、それでは善戦止まりだし。門別・認定新馬勝ちの末脚が強烈だっただけに見限れぬが。「前走もそれなりの脚は使えていたが、多分に展開に左右される馬だからね。相手も骨っぽいし、上位進出となると展開次第としか…」。