Odds Park 競馬

本命はハタノキセキ。２走前の兵庫ゴールドカップは７着だったが、前走の自己条件戦で素早く反撃Ｖ。序盤から中盤を無理に動かずジックリとタメを作って行ければ後半鋭い脚を発揮するタイプで、今回も騎乗する吉村Ｊはその特徴を理解したリードを前回でも見せていた。斤量は５８キロだが、過去２度経験して１勝３着１回と結果を残している。引き続き信頼できそうだ。ショウサンルヴィアは速い流れを得意としており、近走の充実振りを加味すれば昇級戦突破も十分可能。ナナヨンハーバーとキングルアウは距離短縮が好材料。先行力を武器にヨウライフク、チェリーサマーも一角崩しを狙う。

ハタノキセキ…前走の巻き返し内容からも、２走前の兵庫ゴールドカップは外を回りながら早め勝負に出たことが裏目だったように感じる。今回は斤量５８キロのトップハンデとなるが、同斤でも過去には勝利を収めた経験があり、不安材料には感じられない。引き続き期待してみたい。

ショウサンルヴィア…道中引っ掛かりやすいタイプだが、近走は速い時計決着になっていることでその面が抑えられているようにも感じる。その点から考えれば、今回の昇級戦も流れそのものは寧ろプラスとなりそう。斤量５２キロへ軽減となったことも好材料だろう。

ナナヨンハーバー…前走の兵庫クイーンカップは流れがハマった部分もあるが、直線の突き放し具合は力があってこその内容だろう。基本的に短距離戦の方がキレも増すタイプで、今回の距離短縮は歓迎材料。重賞勝利で勢い付く今ならたとえ５６キロでも。

キングルアウ…短距離の重賞を経験してきた影響なのか、１７００ｍ戦だった近２走は前半から少し引っ掛かり気味になってしまっていた。今回は１４００ｍ戦へ戻るし、距離短縮分でスムーズに折り合って行ければ。

ヨウライフク…近走は案外な結果だが、２走前は外の同型勢に内へ押し込められる形、前走は発馬直後に挟まれる不利と自分の競馬自体もさせてもらえていない。発馬決めて先行さえできれば変身もありそう。

チェリーサマー…近走でこそ中距離戦を中心に使われているが、自身６勝はすべて短距離戦であり、最近の道中引っ掛かり具合を見ても今回の距離短縮はプラスとなりそう。粘り込みに注意したい。