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2018年12月 7日   第24回 マイル争覇(SP2)サラ系3歳以上 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   カツゲキキトキトの出走で重賞復活に花を添える
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya12.jpg 名古屋では9年ぶりの実施となるマイル争覇にカツゲキキトキトが駒を進めてきた。この中間も強行軍の疲れなど微塵も見せず、むしろよくなっているぐらいとか。ここも勝って名古屋グランプリに弾みをつけたい。相手上位は兵庫の2頭。キーアシストも当地で復権をもくろむが、キクノステラは地方では底を見せておらず、負かす可能性を秘める? 他の地元勢ではレース巧者ポルタディソーニに、4頭出し塚田勢の中で控えても走れるサンデンバロンメモリージルバをピックアップ。

 カツゲキキトキトは中10日もなんの、東海菊花賞3連覇をあっさり決めた。攻め馬の動きからは疲れなど皆無。もちろん距離も問題ない。「順調そのもの。追い切りも併せ馬で最近では一番いい動きだった。人気に応えられるはず」。

 キクノステラは中央では結局勝てなかったが、ブランクもありながら兵庫では都合(11100)、勝ちっぷりはなかなかだし、園田チャレンジC2着もわずかにハナ差。不気味さあり。「素直さもあったし、いい追い切りができた。前に馬がいればいくらでも追いかけるタイプだけに、そんな理想的な競馬ができないかな。輸送も問題ないので期待している」。

 キーアシストは3歳の当地在籍時に東海菊花賞制覇。兵庫A2で勝ち切れぬもどかしさからきっかけを求めての挑戦。決して格下ではない。「運動量を増やしたし、馬体も充実してきた。近3走は勝手にやめたり遊んだりでフルパワーを発揮できなかった。それだけに相性のいいコースと強力馬相手で一層、気持ちが入らないか。そんな思いもあって、ここへの参戦を決めた」。

 ポルタディソーニはこのところ重賞ではひと息も、大きく負けているわけではない。2月には梅見月杯勝ちが。牡馬相手でもヒケは取らぬ。「調教はいつも通り軽快な動きだったし、馬体に丸みが出た印象。いい状態で臨めるね。ロスなく運べればそこそこまとめられると思うよ」。

 サンデンバロンは初の出張だったし、笠松の馬場の高速決着。酌量の余地はある。この顔ぶれならついて行けるはず。ならばそこそこには。「笠松戦よりはいい感じになっているが、まだ疲れが抜け切っていない感じ。そこそこにはまとめるだろうが、強敵がいるしねえ」。

 メモリージルバはオータムCを勝つなど笠松巧者として知られるが、最近は地元の苦手意識も薄れてきている。老いて盛んとはまさにこのこと!? 「年を重ねて10歳も間近だが相変わらず元気はいいし、体調も安定している。地元の重賞では勝ち鞍こそないが見せ場は作れているから、今回もそんな走りを期待しているよ」。

おすすめ買い目

馬単 9→1 9→8 9→5 9→3 9→6 1→9

 

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