Odds Park 競馬

　水曜日のメインレースはＢ２クラスの1230ｍ戦。実績上位馬が休み明けだったり、近走好調馬が多かったり、逃げ先行馬が多かったりと波乱の要素が満載のメンバー構成。その中本命はメイショウルーシー。昇級後も成績は安定しているし、３走前に快勝した下原騎手鞍上で今度こそ決める。相手候補は終いは確実に詰めくるし、展開が向きそうなアサクサプライドと昇級戦だが調教では好時計を出して好調のナムラハンベエの２頭。他には２走前にこの距離で快勝しているレーヴドミカや流れが向きそうなイノセントワールド、スムーズならジョイフルデイズあたりが浮上してきそう。

メイショウルーシーは３走前にＣ１クラスの1230ｍ戦を快勝。このクラスに昇級後は２走連続で３着と十分通用する事を証明。前走は４コーナーで勝ち馬と接触し怯むところがあったが、最後まで踏ん張っていた。今回は逃げ先行馬が揃ったが、この馬は好位から競馬ができるので心配は要らない。1230ｍ戦を４勝しており、メンバーでは勝利数が一番多い点も強調材料。３走前に快勝した時に騎乗していた下原騎手との再コンビも魅力的。

アサクサプライドの前走は上位馬が逃げ先行馬か、内を立ち回った馬だったのでこの馬にとっては向かない展開だった。それでも最後まで自分の脚を使って詰めてきた点は評価できる。また、兵庫に転入後にあげた勝利すべてが1230ｍ戦で得意距離だし、今回は先行馬が揃っているので展開が向きそう。差し馬台頭の流れになれば一発あってもおかしくないだろう。

ナムラハンベエは前走でスンナリ先手を奪うとそのまま鮮やかな逃げ切り勝ち。今回は昇級戦だし、Ｂ２クラスでは３着が最高着順なので多少はクラスの壁がある可能性はあるが、中間は順調に調整され、最終追い切りは好時計を出したほどで好調。前走の様にスンナリ先手を奪えれば粘り込めるだろう。

レーヴドミカは前走の再昇級戦で単騎で逃げて最後に差されてしまい２着だったが内容的には良かった。２走前にはＣ１クラスではあるが1230ｍ戦で番手から差し切って勝っているのでハナには拘らなくてもよさそう。先行馬を見るかたちで競馬ができれば十分好勝負になるだろう。

イノセントワールドの前走は１コーナー手前で少し狭くなるところがあったり、道中で少し折り合いを欠くところがあったりとチグハグな競馬になってしまった感じ。今回は笹田騎手が連続騎乗なので同じ轍を踏まないだろう。内で上手く脚を溜めれれば最後は良い脚で伸びてくるのであとは展開が向くかどうかだけ。

ジョイフルデイズは今回が昇級戦だが、過去にこのクラスで好勝負しており実績面では上位。前走は番手からの競馬だったが、揉まれずに進むことができ２着に踏ん張った。今回は内めの枠に入ってしまったので揉まれずに進めることができるかがカギになるが、前走の様な競馬ができれば渋太いので注意が必要。