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先行馬が揃い展開は読み辛いが、当地復帰戦となった前走で番手からでも渋太さを見せたコウエイバラノマチを主力視。実績ある転入馬ドリームズラインを相手筆頭に置くが、同じく転入組のサノココも前で流れに乗れば面白い存在。前走で復調気配を見せたスガノランバダ、千四実績のあるマヤノカデンツァも展開次第で上位圏内。

◎は③コウエイバラノマチ。約10か月半ぶりの当地復帰戦となった前走ではその後スプリントカップで２着好走した勝ち馬にこそ離されたが、番手から２着接戦にまで持ち込めたのは悪くない内容だった。当地や南関での成績が示す通り逃げを打てれば走力割り増し。中間の攻めでも鋭い動きを見せており、２戦目で上積みも見込める今回は勝ち負け有力。

○は⑩ドリームズライン。馬体検査時４６８キロ。均整の取れた体で弾力も十分。道営オープンクラスでは３戦して結果を残せず不振が続いているものの、昨年は東海ダービーを含め東海地区の３歳重賞を３勝していた実績馬。当地転入後は順調に乗り込まれ臨戦態勢も整っている。金沢の地で復活なるか。

▲は①サノココ。中央ダート千二で３勝、南関東では７戦して馬券絡みはないが、今年４月には結果５着に終わったものの勝ち馬から０秒２差の接戦を演じていた。牝馬ながら馬格があり、攻めの動きにも力強さ。前で流れに乗れば緒戦から上位争いは十分見込める。

△は②スガノランバダ。展開次第で崩れもあるが、逃げを打てれば渋太く状態も高い水準を維持している。千四への距離短縮も過去実績を考えればプラス材料。強力な同型の存在はあるがスンナリ自分の形に持ち込めれば前残りは可能。

注は⑨マヤノカデンツァ。これまでの成績からも鋭いひと脚が武器。テンから仕掛けるタイプではなく展開の影響は受けるが、攻めは変わらず抜群の推進力。前走は久々の千四戦も７戦５連対の実績に違わぬ走り。引き続き好戦期待。