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2018年5月 4日   兵庫大賞典 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   キクノソル自分自身との戦いに
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda05.jpg本日メインの本命はキクノソル。2走前の六甲盃では1番人気の支持を受けながらも2着に敗れたが、当時は勝負どころ先頭に立った瞬間にソラを使ってしまったことが敗因。その点を考慮し、気を抜かせないような工夫を施し臨んだ前走は終始気の悪さを見せることなく7馬身差の圧勝劇だった。ここもストレートに力発揮とさえなればチャンス到来となるが、果たしてどう出るか。もし、その気性の悪さが露呈するようならば浮上してくるのがエイシンニシパマイタイザン。甲乙付けがたいほど近走は充実してきており、調子の良さや勢いという点で言えば今回の本命馬を凌ぐ印象。逆転も視野に入れておきたい。粘り強さが増して来ているエイシンホクトセイ、六甲盃で見せ場があったメイショウヨウコウも流れ次第で圏内へ。

 キクノソル…六甲盃では先頭に立った途端に耳を絞って勝手に止めてしまったが、前走はそんな面を見せずノーステッキで大楽勝。管理される田中範師のお話では「調教でもムチを入れると反発する面があったので、今回は極力ムチ使わずにレースをしてほしいと伝えていた」とのこと。今回も同じ戦法で行くようだし、これが再度ハマれば重賞初制覇も見えてきそうだ。

 エイシンニシパ…2走前の梅見月杯ではインに填り込んでしまい脚を余したが、スムーズに捌けた前走のはがくれ大賞典は4馬身差の楽勝。以前に比べ、最近は追い切りでも楽に好時計が出せるようになってきており、普段の調教から跨る田中Jの話では、昨年見られていたコーナーで内にモタれる面も最近は解消されてきたとのことだ。

 マイタイザン…前走はやや余裕残しの仕上げに思えたが、そんな状態でも後続を全く寄せ付けず大楽勝。以前は距離が延びると直線の粘りが甘くなる傾向だったが、今年1月の新春賞では今回よりも重い斤量を背負いながらも逃げて押し切り勝ち。もう距離面の心配はなくなったと見てよさそうだ。

 エイシンホクトセイ…前走のキクノソルとの差を考えると厳しさは否めないが、当時は攻め馬も軽めなモノだったし、陣営の話によれば「叩き台」での出走だった様子。質、量とも前回以上の調整が施された点でも、まだ詰められる部分はありそうだ。

 メイショウヨウコウ…出脚で置かれてしまう面は近走目立ってきているが、3月の六甲盃では最後の直線で進路が狭まる形になりながらも勝ち馬とは0秒4差の内容だった。先行争いが激しくなればゴール前浮上も。

おすすめ買い目

馬単 6→7 7→6 6→8 8→6 6→12 6→9 7→8 8→7

 

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