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2018年5月 3日   兵庫チャンピオンシップ(Jpn2) (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   キャリアは浅くとも完成度高いテーオーエナジーが主役!
全国公営競馬専門紙協会

sonoda03.jpg【JRA所属馬の評価】
テーオーエナジーは中央オープンクラスの出走経験こそないが、3走前の勝ち馬スマハマと2走前の勝ち馬グレートタイムはその後のヒヤシンスS(オープン特別)で1、4着。その2頭とそう差のないレースをしている本馬も上級クラスで渡り合える力は備えていると見ていい。浅いキャリアながらスタートセンスや反応の良さが素晴らしく、初の地方小回りも難なく対応できそうだ。

ビッグスモーキーはやや反応が遅い印象で小回りコースへの対応がカギになるが、中央のダート戦はこれまで4戦全連対と堅実。芝とはいえ2走前はオープンクラスで好走しており、このメンバーなら実績面でも見劣らない。全日本2歳優駿では外を回る形で伸びあぐねたが、ある程度ロスなく運べれば出番が望める。

キャベンディッシュは発馬や折り合いが難しくムラ駆け傾向にあるが、早めから脚を使いながらも押し切った2走前の勝ち振りは非常に優秀。気分良くレースを運べればここでも通用する力があり、2走前と同じ鞍上なら十分期待がもてる。

メイショウヒサカタはダート中距離の経験がないだけに未知数な面はあるが、今回のJRA勢の中では唯一の3勝馬で実績的には最上位。モマれてサッパリだった5走前を除けばダート戦は崩れがなく、距離にさえ対応できればスピードにまかせて押し切るシーンがあっても驚けない。

ワークアンドラブは現状オープンクラスで頭打ちの印象だが、直線だけで一気に差し切った4~5走前の内容からも決め手は上位。展開が味方するようなら台頭の余地はある。

【兵庫所属馬の評価】
アゼツライトは前走の菊水賞で重賞制覇を飾り、今回の地元勢では実績最右翼。追い切りでは自己ベストをマークと一戦毎の成長も著しいが、逃げた時と控えた時では走りの質が大きく変わるため一気の相手強化に対応できるかがカギとなる。

クリノヒビキはJRA在籍時の実績から図ればどうしても見劣ってしまうが、前走では初めて差す競馬で結果が出たようにここにきて気性面の成長は窺える。地元戦で勝利した時の走破時計自体は悪くなく、勝ち負けまでは厳しくとも見せ場は作れそう。

エンジェルアイドルは地元の1400メートル戦では安定も、中距離戦になると持ち味の末脚が生きない現状。地方馬同士の重賞でも結果が出ていないだけに、この舞台では厳しい。

エムティストロフィはJRA馬との交流戦に3度挑むなど強力馬とのレース経験は豊富だが、まだ結果自体は伴っていない。さらに骨っぽいメンバーとあっては多くを望めず。

【他地区所属馬の評価】
スリルトサスペンスは昨年の兵庫ジュニアグランプリでメンバー中2位の上がり3ハロンを計時。地方馬同士の重賞でも度々3着に入るなど末脚はなかなかの威力がある。ただ前走の佐賀遠征時は大きく馬体を減らして大敗。いつもより間隔を開けたと言えど、遠征続きの疲れが気懸かりで。

ローザルーナは金沢在籍時に1勝を挙げたのみで、上級条件のレースでは大敗続き。連戦続きで上積みも見込めない現状では…。

【見解】
 今年は中央オープンクラス好走馬が不在も、500万クラスの勝ち振りが優秀だった馬が多く揃った。特にテーオーエナジーは負けた2戦がハイレベルで、そこから図ればここで通用する力は十分秘めているはず。レースセンスも今回の遠征馬の中では抜きん出ており、中心はこの馬。ビッグスモーキーは中央のダート戦で連を外しておらず、小回りコースに対応できさえすれば上位争いに。キャベンディッシュは2走前の勝ち振りが圧巻で、当時と同じ鞍上を迎えたとなれば厚いマークが必要に。距離は未知数でも実績とスピードは一枚上のメイショウヒサカタ、展開次第ではワークアンドラブも台頭可能。今年も中央勢が中心だが、地方勢なら地元の成長株アゼツライトに注目したい。

◎テーオーエナジー
○ビッグスモーキー
▲キャベンディッシュ
△メイショウヒサカタ
×ワークアンドラブ
×アゼツライト

おすすめ買い目

馬単 3→4 4→3 3→5 5→3 3→10 10→3 3→8 3→6 4→5

 

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