Odds Park 競馬

　春先に良績が集中しているセイコークイン。今季も仕上がりは良く、初戦から期待できる。ばんえい記念で５着と好走したソウクンボーイは自己条件に戻ればチャンス十分。障害巧者カンシャノココロも勝ち負けに加われる。追走で手間取らなければシンザンボーイも上位進出可能。

　セイコークインは前走、前々走と課題の障害をともにひと腰でまとめて①③着と上々のレースぶり。休催期間を経て約１カ月ぶりのレースとなるが、春先に良績が集中しており、牝馬でもこの時期の仕上がりに関しては不安はない。今季は降級してＡ２クラスからのスタートでこの中に入れば実力上位。首位期待。

　ソウクンボーイはばんえい記念初挑戦となった前走は連勝中の勢いがあったとはいえ、勝ち馬から7.4秒差の５着と好走できたのは地力強化の証明。今回は前走から一気に減量されて670キロ。これくらいの荷物なら課題の障害をひと腰でまとめることが可能。組み合わせも楽になっており、チャンス十分。

　カンシャノココロは昨年度最終戦となった前走は珍しく障害で止まりふた腰かかった分、８着。今回は斤量が一気に軽くなっているし、障害の修正は可能。上のクラスとの混合戦とはいえ、この組み合わせなら互角にやれる。昨年度は初戦から勝ち星を挙げているように、久々も苦にしないタイプ。勝ち負け期待。

　シンザンボーイは昨年度終盤戦はオープンに昇級したこともあり、勝ち負けに加われなかったが、障害はスムーズにまとめていたし、内容は悪くなかった。休催期間中も調整されて力は出せる状態。あとはテンに置かれる面があるだけに、流れに乗れるかがポイント。追走で手間取らなければ上位進出可能。