Odds Park 競馬

　水曜日のメインレースはＪＲＡ交流レースの由良川特別。本命はドリームポリーニ。過去、ＪＲＡ交流戦は２着２回と惜しい競馬が続いている。状態は変わりなく良いので今度こそは決めてくれるだろう。相手候補は実績的には上位のラミアカーサと久々ながら昨年の３歳限定ＪＲＡ交流戦で圧勝をしたショーアッシの２頭。他には地方の小回りコースで好勝負を続けているウインフェルベールや先行力のあるローザルージュ、前走から巻き返しそうなルアがその後に続く。

　ドリームポリーニは３走前の夢前川特別は１馬身差、前走の逆瀬川特別では４分の３馬身差でそれぞれ２着と惜しい競馬だった。この内容からＪＲＡ交流戦で勝てるところまできている。今回は中１週と少し間隔が詰まっている点が気懸り。実際同じ様なローテで挑んだ２走前の園田ウインターカップでは伸びを欠き９着に敗れているからだ。ただ、前走時と変わりなく良い気配なので心配は無さそう。鞍上の吉村騎手との相性も良いのでいつもの末脚を発揮できれば勝ち負けになるだろう。

　ラミアカーサは前走のＡ２特別戦では勝負所から馬なりで進出をし、直線でもシッカリと伸びて、早め抜け出した馬をゴール前でキッチリ捕らえて差し切った。この中間の気配も良好で追い切りでは素軽い動きを見せていた。以前ＪＲＡに在籍していた時は1000万下クラスで走っていた馬で、今回のＪＲＡ馬は500万下クラスの馬なので格的にも上。それに加え、先行馬が少し揃ったメンバー構成なのでこの馬の末脚が活かせる展開になりそう。ハマれば一発秘める。

　ショーアッシは昨年の11月以来の競馬。前走は３コーナー過ぎで前をカットされ、ブレーキをかける場面があった。そして、昨年の３月には３歳馬限定のＪＲＡ交流戦である摩耶山特別で出遅れながら勝負所で鋭く進出をし、直線の半ばには鞍上の手綱を緩めるほどの圧勝。コース実績がある上に気性的に久々の方が良いパフォーマンスを発揮できそう。人気的にも狙い目は十分。

　ウインフェルベールは地方交流レースでは５戦して２着１回３着３回と安定しているし、地方の小回りコースも合っている印象。今回は先行馬が揃っているが、今までも速いペースでも渋太く粘っている点も評価できる。それに松山騎手が連続騎乗というところも心強い。自分のペースで行ければ崩れることはないだろう。

　ローザルージュの前走は勝ち馬が強すぎたので仕方のない結果。それでも好位のインで砂を被っても怯まず、直線で外に持ち出すとジワジワ最後まで伸びていた。切れる脚がないので理想はハナか番手の印象だが、好位からでも早めに進出できれば好勝負は可能。園田は初めてだが、スムーズに立ち回れば好勝負可能。

　ルアは久々だった前走の小倉ダート1000ｍ戦はスタート直後に躓いてしまい後方からの競馬になってしまった。それでも最後はシッカリ伸びていたので悲観する内容ではなかった。本来はスタートを決めて前々で競馬をすることが理想なのでスタートがカギになるが、久々を一度使って上積みが見込めるので五分に行ければ渋太い粘りを発揮しそう。