Odds Park 競馬

　交流重賞で他地区馬相手でも圧倒的な競馬が続くサムライドライブ。それが重賞とはいえ東海地区デビュー馬限定でこの顔ぶれなら相手探しで問題ない。その筆頭もメモリーメソッドが抜けているのでは。もし２月戦の負けや順調さを欠いている点が気になるようならキングブリス、トーホウカトレア、ブラックイチバンあたりと五分で高めを待つのもありだが、配当を考えると絞りたいところだろう。

　サムライドライブは一介の逃げ馬でないのは５走前をご覧の通りだがスピードの違いで圧倒してしまう。ここでついてこられる馬はいない！　「まだひ弱な面もあるので中４日で早めに追い切りを消化しましたが、維持はできています。ここは限定戦で相手関係が緩和しているので、連勝を伸ばしたいですね」。

　メモリーメソッドはこの顔ぶれならサムライに立ち向かう一番手にならねば。何かと順調さを欠いているが、２月戦よりはと言うのなら。「前開催は軽い熱発で大事を取った程度。まだ弱い面があるけど、追い切り後の疲れなどはないようだし、馬体が増えて割といい感じ。少なくとも休養明けだった２月戦よりは動ける状態になっている」。

　キングブリスは湾岸ニュースターＣ８着は去勢手術明け。次走で初勝利を挙げたようにそれなりの効果は認めたい。２着争いの時計なら走れても。「ひと脚は使ってきますが、まだ距離のメドは立っていません。大きな期待となるとどうでしょう」。

　トーホウカトレアは連勝で臨んだ湾岸ニュースターＣが案外。気性的なものが出世を妨げているか。生え抜き限定でねじを巻き直したいが。「息を入れながらだが、乗り込みは順調で状態面の問題はないよ。ただ現状で1600ｍはどうかと思う」。

　ブラックイチバンは速い脚はないが、バテずにじわじわ伸びてくる。こういう場合のヒモに合うタイプ？　ここ２走が気にならなくもないが…。「前走は少し行き過ぎたが、２走前はロスなく運べて見せ場がなかったからね。本来はじわじわと脚を伸ばすタイプだが、このところの内容がさえないから何とも言えない」。