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　５歳世代最強馬マルミゴウカイ。ハンデ差が詰まるここは負けられない。障害を修正できればホクショウディープも勝ち負けに加われる力を持っている。登坂力上位タカラシップ、前走快勝し勢いに乗るフナノクンにもチャンスがある。同型を捌ければフウジンライデンも圏内可能。

　マルミゴウカイはトップハンデを背負い厳しい条件だった前走でも障害をひと腰でまとめて粘るタカラシップをゴール前で捉えて今季重賞４勝目。今回は前走とは違い、賞金ハンデがなく、クラスハンデだけで760キロで走れるのは好材料。この中に入れば実力、実績ともに一枚上の存在。条件面でも有利で首位可能。

　ホクショウディープは前々走、前走ともに障害で置かれてしまいスムーズな走りができずに⑧⑤着とひと息の結果。ただ、中間は変わらず絶好の動きを見せており、仕上がりに関しては不安のない状態。この世代の中では実力上位で通る馬。障害さえ修正できれば勝ち負けに加われる。

　タカラシップは前走２着に敗れたとはいえ、障害をひと腰でまとめてトップ抜けとこの馬の走りはできていたし、内容は良かった。今回は５歳限定の特別戦。前走の勝ち馬マルミゴウカイとのハンデ差は詰まるが、この馬は条件問わず自分のレースに徹するだけ。ここも障害をひと腰でまとめてどこまで粘り込めるか。

　フナノクンは特別条件で増量された前走でも課題の障害をひと腰でまとめて直線抜け出し快勝。今回は久々の世代限定戦となるが、課題の障害が良化した今ならヒケを取らない走りが可能。前走の勝ちっぷりも良く、無視はできない。

　フウジンライデンは前走障害をひと腰でまとめることができなかった分、終い伸び切れず４着。ただ、腰を入れて三腰。今回は特別条件で斤量が減量されているし、ここならひと腰でまとめることが可能。デキ落ちもなく、前残りのチャンスが十分にある。