Odds Park 競馬

今回の本命はロジテール。昨年５月に兵庫へ転入、その後３走目で初勝利を挙げたが、当時は現在のＢ２戦よりも２つ上のＡ２戦だった。夏場休養から帰厩後は終いのキレに精彩を欠いているが、３走前の小差内容からも現級であれば本来の走りができなくとも何とかなりそうに感じる。同馬と相性の良い田中Ｊを今回背に迎えられたこともプラス材料。改めて見直したい。トップゴールド、エミーリオ、ウインハイラントの３頭は近走の充実振りが目を惹くのだが、ともに先行脚質。兼ね合い付けられるかどうかが最大のポイントに。エンドオブジアースやシューニャは一歩甘い面は残すが、展開縺れるようなら直線浮上も見えてくる。

ロジテール…Ｂ２降級緒戦だった３走前には好位付けからしぶとく踏ん張り０秒３差の２着。昨年Ａ２戦を勝利した時のような末の鋭さはまだ見られないものの、現級であれば位置取り次第でチャンスも十分。発馬五分にさえ決まれば即反撃が期待できそう。

トップゴールド…去勢休養明け後の５戦を見比べると、５２０キロ台前半での出走時はテンの行き振りや上がりの脚が良いように感じる。この中間も追い切り３本消化と乗り込みは十分だし、これで今回も馬体重維持、もしくは絞れておれば。

エミーリオ…転入当初は道中でフワついてしまう場面が多く見られていたが、序盤～中盤から積極的に動いて行く競馬をさせるようになった３走前辺りからはその面も解消されてきたように感じる。前向きさがでてきた今ならＢ２戦でも。

ウインハイラント…２走前は進路取りに躊躇し、結局砂の深い内を突く形になったことで詰め切れなかったが、前走はテンから積極的に動いて押し切り勝ち。園田転入後５戦すべて連絡みは高いセンスの証、ここでも要注意。

エンドオブジアース…勝ち味に遅い反面、最近はどの位置取りからでも堅実に寄せてきており、その自在性は今回も強みとなりそう。あと少し展開の助けがあればチャンスが出てきてもおかしくない。

シューニャ…年齢的な影響でテンには動けなくなってきているが、上がりの脚自体は衰えておらず、現に近５走で見てもメンバー最速の上がりを３回記録。先行激化なら一発あってもいい。