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2018年3月 8日   山口シネマ賞A1 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   インディウムがオープン連勝を狙う
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda01.jpg 木曜日のメインレースはオープンクラスの1400m戦。8頭と少し寂しい頭数となったが、半数の馬の前走が園田ウインターカップでほぼその再戦と言える。そのほかもなかなか粒が揃っており、好レースが期待できる。本命はインディウム。前走でシッカリ勝ち切ったし距離の延長も問題ない。スムーズに進めれば連勝できるだろう。相手候補は単騎逃げが可能なベルサリエーレと巻き返しを期すナチュラリーの2頭。他には相手なりに堅実に走ってくるビッグリバティや叩き3走目でソロソロ勝ち切りたいチーフアセスメントがその後に続く。

インディウムは2015年の兵庫ダービー馬。その後ケガなどを乗り越え3走前、笠松の白銀争覇で久々の重賞勝利をあげた。前走は逃げると目されていた馬が出遅れてしまい労せずハナを切れたことが有利に働いてそのまま逃げ切り勝ち。今回はそのときに比べ相手は強くなるが、ここでも十分対等に渡り合える力を持っている。そして1400m戦と距離が延長されるので折り合いが心配になるが、シッカリとした逃げ馬がいることで少頭数でもある程度ペースは流れるので折り合い面では問題ないだろう。道中スムーズな競馬ができれば連勝は十分可能だろう。

ベルサリエーレの前走はハナが切れず、勝負所でも後退して厳しい印象だったが、直線で外に持ち出すと鋭い末脚で伸びてきて3着に入った。揉まれ弱い感じの馬なので直線で馬群がばらけた事が良かったのだろう。ただ、もともとは逃げ馬で今回がスンナリと先手を奪うことができそう。中間の雰囲気も順調で最終追い切りの動きは軽快。内枠が気になる材料ではあるが、単騎逃げができればそのまま逃げ切りは可能だ。

ナチュラリーは前走の園田ウインターカップでは好位の3番手に取り付いたが、速いペースに巻き込まれる感じになってしまい、勝負所ではもう鞍上の手が動いていたし、直線も伸びることなく馬群に沈んでしまった。しかし、この中間は元気さがあったし追い切りの動きも軽快で疲れは無さそう。再度内枠に入ってしまった点が気懸りではあるが、少頭数はプラス材料なのでスンナリ好位で競馬ができれば巻き返せるだろう。

ビッグリバティは安定したレース振りで大崩れが少ない。前走も内からシッカリとした伸び脚で4着まで追い込んできていた。中間の調整も順調で最終追い切りの動きには活気さがあった。なかなか勝ち切れない点がネックではあるが、どんな展開でも確実に寄ってくる馬なので馬券は押さえておいた方が良いだろう。

チーフアセスメントは今回が休み明け叩き3走目。以前はオープンクラス勝ちがある馬なので実績面ではここでは上位。前走は勝負所でスムーズさを欠いた感じだったことが最後まで響いた印象。今回は少頭数の外枠なので揉まれずにレースができそう。番手あたりで競馬ができれば勝ち切れるだろう。

おすすめ買い目

馬単 3→2 2→3 3→1 1→3 3→6 3→7

 

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