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2018年2月28日 エンプレス杯 (川崎競馬) ツイート
川崎競馬 第11レース プリンシアコメータが巻き返す!
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
プリンシアコメータはJBCレディスクラシック2着、クイーン賞1着。前走のTCK女王盃では1番人気に推されたものの、馬群の中に入ったのが裏目に出た。もまれずスムーズにレース出来れば、巻き返しは必至。
ミッシングリンクは1000万を勝って臨んだTCK女王盃でダートグレード競走初挑戦、初制覇。4コーナーで先頭に立ち、余力十分の2馬身差は、有力馬がスムーズなレースをしたとしても差のないレースになっただろう。斤量も据え置きの54キロなら、あとは距離が合うかどうかだけ。
アンジュデジールは昨秋、レディスプレリュード3着、JBCレディスクラシック5着、クイーン賞2着と常に上位を争ってきた。川崎ではスパーキングレディーカップ1着、関東オークス2着と、コース、距離ともに経験済み。今回ひと息入ったぶんどうかも、展開ひとつで上位争い可能。
ワンミリオンスは昨年の勝馬。以降脚部不安もある、休養を挟みつつ、マリーンカップ6着、JBCレディスクラシック4着。JBCでは0.4秒差と力の一端は見せた。その後再びひと息入り気配次第だが、順調さを取り戻していれば連覇もある。
サルサディオーネはJRAダート1800m2勝。レパードステークス2着、レディスプレリュードでは3.5秒差の14着。古馬相手のレースは全て2ケタ着順と奮わず。折り合いに難あり、すんなりマイペースでないと厳しい。
【地方所属馬の評価】
ラインハートは転入後、JBCレディスクラシック、クイーン賞、TCK女王盃と3戦3着。川崎は初コースで、これまで5勝はいずれも1200~1400mだけに、距離の不安は大きい。
ステップオブダンスは関東オークス3着、ロジータ記念1着と、川崎2100mの実績は十分。昨年のワンミリオンスの勝ちタイム(2分17秒0)とロジータ記念のタイムの比較からも0.8秒差なら遜色ない。
エミノマユアクはTCK女王盃10着大敗だけに、厳しいレースになりそうだ。
クラカルメンは格下の9歳馬だけに、これ以上の上積みは疑問。
ジュンアイノキミは復帰2戦B3クラスで入着止まりだけに、距離は合うがスピード面で苦戦しそうだ。
ティルヴィングはJRA1勝で転入。レディスプレリュード5着、JBCレディスクラシック7着、クイーン賞7着と入着ラインが目標になる。
【解説者の予想】
プリンシアコメータの巻き返しだ。前走のTCK女王盃は1番人気に推されたものの、内に包まれ、この馬本来のレースが出来なかった。すんなり先手なら巻き返し出来るし、距離に不安もない。
ミッシングリンクのTCK女王盃は文句なしの勝ち方で、左回りは問題なく、距離が合えば重賞連破も可能。
決め手の生きる流れになればアンジュデジール。コース、距離の実績あり、今回は1番枠だけに、スムーズに抜け出して末脚を生かしたい。
気配次第でワンミリオンス、ステップオブダンスもタイム的には通用可能。ラインハートは距離がカギになる。
◎プリンシアコメータ
○ミッシングリンク
▲アンジュデジール
△ワンミリオンス
△ラインハート
△ステップオブダンス
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